- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061389106
感想・レビュー・書評
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感想
切継の過去の話がもの悲しい。いまに至るまでの経緯、純粋すぎる思いは報われるのだろうか。
答え知っているけど。 -
聖杯戦争の進展とともに脱落者が増え始めると、「聖杯の器」として作られたアイリスフィールからしだいに人間性が失われていきます。ともに切嗣の理想を実現することをめざす舞弥は、アイリスフィールの夢でもある切嗣の勝利へ向けていっそうの努力を誓います。
一方綺礼は、時臣のサーヴァントであるはずのアーチャーと通じて、時臣への反旗を翻します。時臣を殺害した綺礼は、アーチャーの新たなマスターとなり、聖杯戦争へ本格的に参戦することになります。
綺礼は、彼によって命を救われた雁夜の協力を得て、セイバーとライダーを戦わせます。さらに綺礼は、雁夜を時臣の死体のもとへとおびき寄せ、そこに遠坂葵を招き入れます。雁夜が時臣を殺したと思い込んだ葵は雁夜を激しくなじり、うろたえた雁夜は葵を手にかけてしまいます。自分が守るべきはずの女をみずからの手で殺害してしまったことで、雁夜の心は壊れてしまいます。
残すところあと1巻ですが、まだクライマックスの予兆が感じられず、どのような結末がつけられるのか気がかりです。 -
9784061389106 256p 2011・5・10 1刷
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確か月1ペース位で発売されましたが、
この本が発売されるのを、あの頃書店に立ち寄りながら楽しみに待っていました。
切嗣の過去のお話。
どうして彼は正義に対して諦観を抱いたのか…。
アイリスフィールと舞弥の、同じ人の為に死ぬ覚悟を決めた者同士の
心のやり取りも読みごたえがありました。
時臣が暗殺されて、其の濡れ衣を着せられた雁夜。
彼の愛情は最初から歪んだものではありましたけど、
愛する葵からの「人を好きになった事も無いくせに!」は堪えたでしょうね。
根底が歪んでいるので、自業自得かもしれませんけど、
聊か可哀想に思えました。
徹底的に容赦のない展開で、惹きつけられましたよ。 -
愉悦