<勝負脳>の鍛え方 (講談社現代新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061498617

感想・レビュー・書評

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  • ここぞというときに力を発揮できる人に必要な力。ずばり「勝負脳」。

  • イメージ記憶 パッティングでは、カップインではなく、ボールの転がり方をイメージする→どのように入れるかという「目標」に気持ちを集中させることが大切
    サイコサイバネティクス理論…人間が成功するか否かは現象の受け取り方次第であり、成功するイメージさえ持っていれば必ずそこにたどり着くことができるという理論
    できるだけ陽気に振るまう、他人に好意的に振るまう、そうありたいと思っている自分になったつもりで行動する、悲観的なことは考えない
    &#9312;目的と目標を明確にする 目的…最終的に望んでいること 目標…そこに到達するために必要なこと
    すぐれた勝負脳の持ち主は、目的=勝負の結果に固執しない。何を目標に戦いを進めて行くかというプロセスに常に気持ちを集中させることが結果として目標達成につながることをたくさんの勝利の経験からイメージ記憶している
    &#9313;目標達成の具体的な方法を明らかにして実行する
    負けた理由を分析し、何が自分に欠けていたかをあらゆる角度から検証し、批判を受け入れて、それを解決する具体策を立てることが目標達成の条件になる
    &#9314;目的を達成するまで、その実行を中止しない
    脳の疲労を残さないためには、モジュレータ神経群、ドーパミン運動系神経群の機能を高いレベルに保つ
    &#9312;できれば好きな香りを嗅ぎながら楽しい会話をする→前頭眼下、ブローカ言語中枢、
    &#9313;笑顔を作る 笑顔のまま緊張はできない

    緊張しすぎた時の対処法→交感神経優位から副交感神経優位
    呼吸法 息をできるだけ長く吐きながら腹筋を締める
    レナード効果 マイナスイオンを浴びる お風呂、滝、水辺

    結果を意識するのではなく、それを達成するために必要な技、作戦に気持ちを集中させる

    空間認知能力 なんだかうまく行きそうだ


  • 〜頭がよくなる秘訣を身につける〜

    頭をよくするためには
    1.ものを覚える
    2.忘れた情報を脳内で再構築する
    3.その内容を表現する
    4.そこから独創的な創造力を生み出す

    1.記憶する能力を高める
    【記憶と心が連動しているという特性を利用する】
    (心の機能が高まることによって、記憶も強くなる)

    具体的な方法
    ・人の話はできるだけ興味を持って、感動して聞くようにする
    ・覚える内容に興味を持ち、好きになるようにする
    ・長時間の学習はできるだけ避け、時間を限定して覚える
    ・覚える内容を自分の特異なものと関連づける
    ・声に出して覚える
    ・覚える内容について、自分独自に考え、勉強する
    ・覚えたものは、その日にもう一度、目を閉じて声に出してみる

    2.イメージ記憶(物事についてのイメージを自分の頭の中で作り上げ、それを記憶すること)をつくる能力を鍛える〜知識を脳内で再構成する能〜

    【海馬回によって行われる記憶とは、短期記憶。つまり、記憶は長続きせず、いったん忘れる仕組みになっている】
    【過去の記憶は、ほとんど脳内で再構成されたイメージ記憶で作られている】
    (人間の記憶はすべて、イメージ記憶によって行われている)

    具体的な方法
    ・自分の得意なこと、好きなことに連動させてイメージ記憶をつくる
    例)ゴルフのパッティングの極意はボールの打つときの音を聞き分けること→得意な”音感”で考えるとやる気も出る


    3.表現能力を鍛える
    4.独創性や創造力を生み出す能力を鍛える

  • 脳外科医からの視点。

  • わかりやすく読みやすい。
    ところどころ脳外科医の専門用語などがでてくるが、それでもきちんと解説してくれている。
    良いものも悪いものも「なんとなく結果が予感できる」という体験は誰にでもあることなんじゃないかと思う。
    その原理と、それをどのように使って常に良い結果を出すか、というところまで書いてある。
    理由から応用方法までわかるようになっているので、自己啓発本として友人にも勧めたいと思う一冊だった。

  • 毎日の練習(勉強)を本番だと思え!と。

  • 勝負する脳をどうやって鍛えていくか。

    散文的で、ちょっとまとまっていない感じだけど
    実践しやすい内容でよい。

  • 勝負に勝つためのメンタル状態とは?

  • 某書店が「就職活動中のあなた、読んで!」とあったので読んでみました。
    いつのまにか新書って、本当に大衆化しているなぁと感じました。

    個人的に、肉食の人は云々のあたりのさわりは??という感じでしたが、
    「目的と目標を履き違えない」とか、若干参考になる部分はあったので
    ブックオフ行きにはならない本ではあります。

    まぁ、いまさらこれ読んでもすぐに筆者の言う「頭の良い人」にはなれないけどね…。今後の努力を忘れずに。

  • 相手の心理に立って都合よく考えろ!
    目的ではなく、目標を意識しろ!

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著者プロフィール

林 成之(はやし・なりゆき) 

1939年富山県生まれ。脳神経外科医。日本大学医学部、同大学院医学研究科博士課程修了後、マイアミ大学医学部脳神経外科、同大学救命救急センターに留学。93年、日本大学医学部附属板橋病院救命救急センター部長・教授に就任。日本大学医学部教授、マイアミ大学脳神経外科生涯臨床教授、日本大学大学院総合科学研究科教授を経て、同大学名誉教授に。膨大な数の臨床、研究から、年を重ねても才能・素質を発揮する脳の仕組みを解明する。著書に、『脳に悪い7つの習慣』(幻冬舎)など多数がある。

「2021年 『50歳からでも、頭はよくなる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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