十角館の殺人 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 85
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061813205

感想・レビュー・書評

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  • 衝撃の連続です。

  • うまい。騙された。はじめて読んだ叙述トリックもの。

  • この本は綾辻先生のデビュー作で、かなり話題の本だったようです(現在進行形?)。閉ざされた孤島で起こる連続殺人事件。それと同時進行に本土ではその孤島でかつて起こった殺人事件を調べていく。という話。改めて改めて、自分に本格は合わないと実感しました。何ていうか、本格って地味です。そしてこの本はたしかにバリバリ本格です。というか自分の中では『館』シリーズで本格物ははこれだけのような気がする(時計までで)。他の作品は雰囲気があって、地味な作品とは思えなかったような。ただ有名な作品である事は間違いないので他の皆さんは大変楽しめるでしょう(……!?)
    。最後にちょっと。建物の見取り図を毎回楽しみにしていたのでちょっとショックでした。

  • この方の書くものはいちいち衝撃強くて忘れられないので再読がしづらいのが難点です

  • たまたま購入してどっぷりアヤツジストへの道へ…

  • ミステリーを読むきっかけをくれた。

  • 新刊コーナーで見つけて一目惚れ、即買即読。
    ま、負けた、、、。ラストの衝撃に頭が真っ白になりしばし呆然。
    言われてみればあれほど伏線がはってあったのに〜と悔しがりながらも、よくぞこの本を買ったと自画自賛。
    この本がきっかけで私は綾辻さんについて行く、そう心に誓った(いや、付いてこいとは言われてないが‥‥)

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    <BR><BR>
    <strong>ミステリを書く人間というのは、悪戯好きの子供です。
     少なくとも、僕の場合は間違いなくそうです。
     フェア、アンフェアすれすれのところで、いかにして読み手を「騙す」か、
     そんなことばかり考えて悦に入っています。
     だから、出来上がった作品を人に差し出すのは、いつも、おずおずと、です。
     そして、物陰からこっそりと、その反応を窺います。
     この気分、たまりません。</strong>          (著者のことば)

     <strong>奇怪な四重殺人が起こった孤島を、ミステリ研のメンバー七人が訪れた時、
     十角館に連続殺人の罠は既に準備されていた。
     予告通り次々に殺される仲間。犯人はメンバーの一人か!?
     終幕近くのたった“一行”が未曾有の世界に読者を誘いこむ、島田荘司氏絶賛の本格推理。
     まだあった大トリック、比類なきこの香気!</strong>      (文庫裏表紙より)


    後に中村清司の館シリーズとなる第一作目であり、著者にとっても最初の一冊である。
    からくり好きな中村清司の設計による十角館という場所ならではのトリックであり、読者は初めからそこに現われるからくりを期待して読むことになるのだが、期待を裏切らず、十角館に頼るだけではないトリックにさらに驚かされることになる。
    ミステリ研の部員、しかも稀代の名探偵の名をニックネームに持つという設定こそが、そもそも読者の目を欺く大トリックと言えるだろう。

  • 館。「本格」ってこういうことなんだなぁと感心しました。

  • なんたって綾辻作品の記念すべき第1作めです。これは一読の価値あり!そしてラストで驚きましょう(笑)!!

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著者プロフィール

1960年京都市生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。87年、大学院在学中に『十角館の殺人』でデビュー、新本格ミステリ・ムーヴメントの契機となる。92年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。2009年発表の『Another』は本格ミステリとホラーを融合した傑作として絶賛を浴び、TVアニメーション、実写映画のW映像化も好評を博した。他に『Another エピソードS』『霧越邸殺人事件』『深泥丘奇談』など著書多数。18年度、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。

「2023年 『Another 2001(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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