マレ-鉄道の謎 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 94
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061820272

感想・レビュー・書評

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  • 030607

  • 助教授の人となりが表に出た感のある一冊。犯人を追い詰める場面は圧巻。<BR>
    毎度思うことですが、火村助教授の授業とゼミはどうなっているんだろうか・・・。

  • 「国名シリーズ」6<BR>
    火村&アリスの長編。

  • 国名シリーズ第6弾。待ちに待った長編。
    大学時代の友人を訪ねてマレー半島に赴いた火村とアリス。そこで出会った完全な密室での不可能殺人。
    すごいトリックに出ましたね。いや、それもありだけど(笑)
    今回は回想をたっぷり含んでいるため、余情満喫の有栖川節もいつも以上。読後感の良さは他の作家の追随を許さない(と思ってるんですが、どうでしょ?)。
    マレーシアにふらりと行きたくなると言う意味でも、善くできた作品。

  • 久々に読んだ有栖川。面白かったけど、なんか私これ読んだことがあるような・・・。あれ?

  • たまたまなんですが、篠田真由美氏の「綺羅の柩」と同時に手にしていた本で、舞台設定などで色々かぶっていました。しかも、お互いにバッティングしていることを謝り合ってるので笑えました。
    ちょっと展開が回りくどい気もしました。現実味があるともいえるとは思いますが。
    有栖川氏の小説のキャラクターは姿形の描写が少ないなと思います。それと対照的なのが篠田氏。この方ガッチリ書かれていますから。
    トリックってたいへんだなあと思います。
    ぶっ飛んだ状況を考えて、その後どうしたらこの状況が作れるのだろうか?と作っていくのでしょうかね?

  • マレー半島を訪れた推理作家・有栖川有栖と臨床犯罪学者・火村英生を待ち受ける「目張り密室」殺人事件!外部へと通じるあらゆる隙間をテープで封印されたトレーラーハウス内の死体。この「完璧な密室」の謎を火村の推理は見事切り伏せられるのか?真正面から「本格」に挑んだ、これぞ有栖川本格の金字塔。
    <div class="booklog-all" style="margin-bottom:10px;"><div class="booklog-img" style="float:left; margin-right:15px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061820273/crazymoon0b-22" target="_blank"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4061820273.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" class="booklog-imgsrc" style="border:0px; width:100px"></a><br></div><div class="booklog-data" style="float:left; width:300px;"><div class="booklog-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061820273/crazymoon0b-22" target="_blank">マレー鉄道の謎</a></div><div class="booklog-pub">有栖川 有栖 / 講談社(2002/05)</div><div class="booklog-info" style="margin-top:10px;">Amazonランキング:202,634位<br>Amazonおすすめ度:<img src="http://booklog.jp/img/4.gif"><br><div class="booklog-review" style="margin-top:6px; padding-left:3px;"><img src="http://booklog.jp/img/4.gif" align="absmiddle">オーソドックスな本格ミステリなのかな。<br><img src="http://booklog.jp/img/4.gif" align="absmiddle">有栖川さんの関西弁<br><img src="http://booklog.jp/img/3.gif" align="absmiddle">国名シリーズ!<br></div></div><div class="booklog-link" style="margin-top:10px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061820273/crazymoon0b-22" target="_blank">Amazonで詳細を見る</a><br><a href="http://booklog.jp/crazymoon/asin/4061820273" target="_blank">Booklogでレビューを見る</a> by <a href="http://booklog.jp" target="_blank">Booklog</a><br></div></div><br style="clear:left"></div>

  • 有栖川有栖といえば「国名シリーズ」ということで、個人的には大変待ちました「マレー鉄道」。
    ほぼ同時期に篠田真由美さんがマレー鉄道を使った建築探偵の話を書いていたので余計思いで深いですね。

  • むう。面白いは面白かったんだけど、先に「スイス時計」を読んでしまったからか何となく物足りない感じがしてしょうがない。主眼がロジックではなく目張り密室のトリックに置かれているような感じがして。水準作なんだけど…。

  • 有栖川有栖さんの作品も好きだし、なんと言っても日本推理作家協会賞受賞作と言うことで、期待は大きい一作でした。<br><br>
    国名シリーズも何作か読みましたが、この作品は国名がそのまま現場になっている作品です。他の作品は国名がついているだけで、たとえばペルシャ猫であったり、スウェーデン館であったり、ロシア紅茶であったはずです。この作品はマレー鉄道の意味が大きく(その雰囲気は最初から伝わりますが)国名シリーズの中で秀作と思うのですが、なぜか読んでいて勢いに乗れない作品でした。<br><br>
    トリックも犯人もおぼろげにはわかっちゃうのですけど(もちろん論理的には私にはわかりません(笑)、怪しいって感情論です(笑))、う〜〜〜ん、犯人の性格にも依存したのか、いまいち、しらけた自分がいました。
    <br>

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。同志社大学法学部卒業。89年「月光ゲーム」でデビュー。「マレー鉄道の謎」で日本推理作家協会賞を受賞。「本格ミステリ作家クラブ」初代会長。著書に「暗い宿」「ジュリエットの悲鳴」「朱色の研究」「絶叫城殺人事件」など多数。

「2023年 『濱地健三郎の幽たる事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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