マレ-鉄道の謎 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 874
感想 : 94
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061820272

感想・レビュー・書評

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  • オーソドックスなタイプのミステリだと思いますが、面白かったです。
    タイムリミットが迫る中で次々と増えていく謎。
    それらが一気に解け、解けてみると色々なところに伏線が貼ってあったのもわかって納得。
    最後のオチはそうきたか、と。
    最後のあの人物については後味があまり良くないですが、個人的には嫌な読後感ではなかったです。
    火村先生とアリスのコンビの会話が良いですね(^-^)

  • 旧友・大龍の招きでマレーの楽園、キャメロン・ハイランドを訪れた
    火村と有栖川。二人を迎えたのは、舞い飛ぶ蝶ならぬ「殺人の連鎖」
    だった。ドアや窓に内側から目張りをされた密室での犯行の嫌疑は
    大龍に。帰国までの数日で、火村は友人を救えるか。第56回日本推理
    作家協会賞に輝く、国名シリーズ第6弾

  • マレー半島を訪れた推理作家・有栖川有栖と臨床犯罪学者・火村英生を待ち受ける「目張り密室」殺人事件!外部へと通じるあらゆる隙間をテープで封印されたトレーラーハウス内の死体。この「完璧な密室」の謎を火村の推理は見事切り伏せられるのか?真正面から「本格」に挑んだ、これぞ有栖川本格の金字塔。
    <br>
    【感想】
    http://blog.livedoor.jp/nahomaru/archives/50789095.html

  • 最後まで止まらなかった。

  • 犯罪学者火村の国名シリーズ6。
    短編集と思っていたので、読み出して驚いた。
    人が次々に殺されていくわりには、現実感が乏しく緊迫感もない。犯人とのやりとりもすっきりとしたものがない。
    篠田真由美著の建築探偵もそうだが、いい加減いい年した男性が犯罪に関係があるらしい思わせぶりな過去を引きずるのはやめてほしい気もする。

  • でるでるといわれ続けてなかなか出なかったマレー鉄道。トリック解明部分も事件に関係ない部分も面白かった!
    ハリマオホース!

  • 国名シリーズの中ではちょっと異色の長編。ラストが切ない。相変わらず、いい意味で読者を裏切るストーリーです。火村の推理と行動が冴えてる!

  • 久々の「国名シリーズ」です。このシリーズは短編集が多いのですが、久々の長編でした。舞台はマレーシアです。連続殺人事件の動機が絡んで犯人最後迄分かりませんでした。最後にはどんでん返しも有りで結構楽しめた気がします。

  • ラブラブ新婚旅行編(殴)

  • 火村(作家アリス)「国名シリーズ」第六弾。長編。マレーへ旅行する火村先生と有栖川。篠田先生の某作も同時期に読んだので作品外のところでちょっと笑えました。

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。同志社大学法学部卒業。89年「月光ゲーム」でデビュー。「マレー鉄道の謎」で日本推理作家協会賞を受賞。「本格ミステリ作家クラブ」初代会長。著書に「暗い宿」「ジュリエットの悲鳴」「朱色の研究」「絶叫城殺人事件」など多数。

「2023年 『濱地健三郎の幽たる事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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