試験に出ないパズル―千葉千波の事件日記 (講談社ノベルス)

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著者 : 高田崇史
  • 講談社 (2002年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061822801

試験に出ないパズル―千葉千波の事件日記 (講談社ノベルス)の感想・レビュー・書評

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  • 「千波くん」シリーズです。

    ◆山羊・海苔・私
    ぴいくん達が柴又に行く話です。
    ひったくり事件が起きたので、ぴいくん達は犯人を追います。

    この話に登場する「川渡しパズル」は有名ですよね。
    ハッキリ言って、私の苦手なジャンルです。
    条件が多いし、イライラするわ!!!
    実際にこんなことを言われたら「文句は言うな、気合で渡れ」とキレますわ。
    思考がぴいくんとシンクロしているな。

    ぴいくんは、あまりミステリを読まないようです。
    その割には、萌絵ちゃんや火村先生を知っていますよね。

    この話に登場する「ボサボサ男」はタタルですかね。

    ◆八丁堀図書館の秘密
    こんな図書館が近くにあったら、毎日でも行きたいです。

    図書館で麻薬取引をする男がいた。
    男は、どのような方法で初見の客と区別しているのか。
    男の持っている三冊の本の共通点は?

    千波くんは謎を解いて、麻薬を買い取る人を見つけます。
    しかし、実際は単純な方法で連絡を取っていました。
    ぴいくんはそれに気付きますが、ひけらかす真似はしません。
    何故ならば、ぴいくんは千波くんが好きだから。

    何気に、有栖川祭ですね。

    ◆亜麻色の鍵の乙女
    ぴいくんと慎之介が、千波くんの学校が開催する学園祭に行きます。
    千波くんが乙女になっています。

    ぴいくんと慎之介は、乙女からキーワードを聞き出してクイズに答えるゲームに夢中になります。
    キーワードは7つの筈ですが、1つ多いことに気付きます。

    一人、本物の女のコが紛れていました。
    少女は誘拐されていましたが、逃げ出してきたようです。
    少女は無事、助かりました。

    この話では、ぴいくんのロリコン疑惑が浮上しています。
    シスコンなだけだと思っていたんですけどね。
    乙女のゲームの答えは「夢」ですね。

    ◆粉雪はドルチェのように
    千波くん達は、とある教会のクリスマスの催しに参加します。
    そこで、様々な不思議が起きます。

    催しに参加出来なかった少女の為に、子供達が雪の上にウサギの絵を描こうとしたようです。
    珍しく、心温まるオチになっています。

    ぴいくんは相変わらず、派手な色の服がお好きなようです。
    千波くんが時々冷たくなるのは、ぴいくんがアホなことを言っている時なので、自業自得な気がします。

    ◆もういくつ寝ると神頼み
    元旦に初詣へ行った三人は、変わった老人六人組と出会います。
    それから、スリに遭ってしまいます。
    スリをした少年は、誰なのか。

    はじめからオチまでパズルのような話です。
    千波くんはウキウキしていますが、私は論理パズルが苦手なんだよ!!!!
    お爺さん達には「首に名札を提げておけよ」と言いたくなりました。
    お婆さん三人の名前を見て、「からくりからくさ」を思い出しました。
    ちなみに、私は凶を引いたことはありません。

    私は、パズルよりもぴいくんのフルネームが気になります。
    「ぴい」が省略形で、ふりがな「お」ではじまり「お」で終わり。
    ぴいくんの名前を見た人は必ず笑うけど、帰国子女は無反応。
    ズルをしてネット検索で知りましたが、なーるーほーどーねー。

  • 論理パズル集として。あいかわらずのキャラ。
    C0293

  • (あらすじ)
    ”川渡しの問題”を高田流に磨き上げた「山羊・海苔・私」をはじめ
    論理パズルと小説が渾然一体となった傑作短編集。
    どういうわけか、毎月立ち現れる、端から解けそうもない難問から
    冗談としか思えない奇問・珍事件まで、
    貴方の脳ミソを激しくシェイクする仕掛けが快感中枢を刺激する。


    ***************

    主人公がヘタレで頭も悪そうな感じなのに(ごめんなさい)
    語り口がやたら上から目線なことにイライラした。
    浪人1年生ってことは18歳か19歳くらいなのに
    「~なんだよね」「~っていうわけさ」とか言葉遣いが稚拙すぎる。

    でも1作目2作目を未読なので、主人公の性癖(?)た
    妹のことなど知らない情報があるのかなーと気になりました。
    あと、レビューで主人公が「ぴいくん」と呼ばれてる理由や本名が
    最後まで明かされないというのを知って最後まで読む気が失せた(´・ω・`)
    なので…評価はなし。

    あ、途中神社でつぶやきを残す背の高い
    ぼさぼさ頭の男性が出てきますがこれってタタルさんですよね?


    ************名前のネタバレ************



    どうしても「ぴぃくん」の本名が知りたくてヒントサイト巡って
    千葉の名産品「らっかせい」までは辿り着いたのに
    それ以上がわからずギブアップしてしまいましたが
    漢字にしたらよかったんですね~

    …まさかピーナッツの「ぴぃくん」とは…

  • 千波くんシリーズ。
    完璧パズル本。

  • +++
    貴方の脳ミソを必ずや満足させます!
    「有栖川有栖の解説」付き、シリーズ第3弾!!

    “川渡しの問題”を高田流に磨き上げた「山羊・海苔・私」をはじめ、論理パズルと小説が渾然一体となった、傑作短編集。どういうわけか、毎月立ち現れる、端から解けそうもない難問から、冗談としか思えない奇問・珍事件まで、貴方の脳ミソを激しくシェイクする仕掛けが、快感中枢を刺激する。今回は、有栖川有栖氏が“高田崇史ワールド”を解説!!
    +++
      《九月》 山羊・海苔・私
      《十月》 八丁堀図書館の秘密
      《十一月》 亜麻色の鍵の乙女
      《十二月》 粉雪はドルチェのように
      《一月》 もういくつ寝ると神頼み
    +++

    初読みだが、千葉千波くんシリーズの三作目のようである。
    主人公の浪人生・「八丁堀」あるいは「ぴいくん」の従兄弟の高校生で、これ以上ないくらい爽やかでしかも頭脳名跡な千波くんが探偵役の日常の謎系ミステリである。ぴいくんの浪人生仲間・饗庭慎之介を加えた三人組が、行った先々で出会うちょっとした謎を解き明かすという趣向であるが、そのたびに千波くんオリジナルのパズルが出題されるのも面白い。個人的には、論理的思考が苦手なぴいくんが「ぼくはこんなのが好き」と言って例示するなぞなぞのような問題が好きだったりもする。思わせぶりな書かれ方で最初から気になって仕方がなかったぴいくんの本名が――最後まで読めばわかるのだろうと期待したのだが――ついに明かされることはなかったのが残念である。次の作品では明かされるのだろうか。気になる。

  • 問題はもう、諦める部分が多い(そんな数式持ち出されても分らないw)。
    ぴいくんの屁理屈とか妹愛な所とか良い味だしてるなぁ・・・と思います。
    他作家さんの小説の登場人物の名前の登場に少しドキッとしました(笑)

  • 「山羊・海苔・私」には爆笑。例により「こんな状況あるかっ!」と思わずツッコミを入れてしまうのは、私だけではないはず。完全に「パズルの小説化」と割り切って読めば、さほど違和感はないかな?
    「もういくつ寝ると神頼み」もばりばりの推理小説……じゃなくて推理パズル。まあ「山羊・海苔・私」よりはありえそうかもしれないけど。老女三人の名にはやはり爆笑。こういうミステリ好きに判る仕掛けも楽しいんだよねえ。
    有栖川さんの解説も必見。やはりこのシリーズ最大の謎は「ぴいくんの本名」だもんねえ。どんな推理をされたのかも気になるのだけれど。本当にいつかは明かしてくれるんでしょうね……。

  • 3作目はまた短編。
    千波くん・ぼく・慎之介の3人はほんと名トリオですね。
    千波くんの推理も嫌いではないけど個人的には主人公の(これって千波くん主人公ではない…よね?)考えの方が性に合ってて好きです。
    しかし妹バカすぎるしロリコン疑惑だしで散々ですねー(笑)

  • “川渡しの問題”を高田流に磨き上げた「山羊・海苔・私」をはじめ、論理パズルと小説が渾然一体となった、傑作短編集。どういうわけか、毎月立ち現れる、端から解けそうもない難問から、冗談としか思えない奇問・珍事件まで、貴方の脳ミソを激しくシェイクする仕掛けが、快感中枢を刺激する。今回は、有栖川有栖氏が“高田崇史ワールド”を解説。

  • 2006年1月21日読了

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