麿の酩酊事件簿 花に舞 (講談社ノベルス タS- 10)

著者 :
  • 講談社
3.18
  • (4)
  • (16)
  • (66)
  • (7)
  • (0)
本棚登録 : 189
感想 : 20
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061823280

作品紹介・あらすじ

勧修寺家"婚姻家訓"「見合い厳禁。手助け無用。独力発掘。自力本願-」勧修寺家の跡取り息子、文麿、31歳、独身。家訓に適う素敵な女性をさがすも、いつも最後のところで空回り。酔えば酔うほど名推理を発揮し、悩める美女を救う文麿だが、果たして彼の願いは叶うのか…。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 文麿は旧家の跡取り息子。
    家訓は『嫁取りは自力で』。
    祖母に急かされながら、出会いを求めて奮闘中。

    そして文麿には困った癖が。
    酒には滅法弱いものの、度を過ごすと逆に冷静になれる。
    しかし、記憶には残らないのが始末に悪い。

    その消えた記憶の中で、女性の抱える謎を、闇を、解き明かす。

  • 酩酊探偵シリーズ短編集。
    目新しい感じはしないものの、高田さんのシリーズの中では一番普通な(?)ミステリという感じ。

  • 男性版「垂里冴子」というイメージかなあ。あんな家訓があれば、そりゃあ嫁の来手もなかろう。キャラクターはけっこういいんだけどね。酔えば酔うほど冴える推理……匠千暁か? でもって人格変わってるし、これじゃあ新妻千秋じゃん(爆笑)。
    推理によって導き出される真相は、「おおっ!」というよりも「へえ~」てな感じ。なんせ、ジャンルが特殊だし。お茶とかビリヤードとかについての知識がまるでないので(このへんって知ってる人のほうが少ないんじゃないかな。そんなことない?)、いくら考えたって解けない。けど真相読んで納得。豆知識得た気になれる。ま、さくさくっと読めて面白いシリーズだわこれは。

  • 081018

  •  再読です。この小説の元にコミックスがあり、さらに原作があるとは知らなかった。 

  • 2003年8月読了

  • 勧修寺家“婚姻家訓”「見合い厳禁。手助け無用。独力発掘。自力本願―」勧修寺家の跡取り息子、文麿、31歳、独身。家訓に適う素敵な女性をさがすも、いつも最後のところで空回り。酔えば酔うほど名推理を発揮し、悩める美女を救う文麿だが、果たして彼の願いは叶うのか…。

  • シリーズすべて読了

  • 笑えます・・・和みます。
    こんな推理小説ってあり??

  • 第1弾
    もともとの原作は漫画とのこと。酔っ払うと名探偵☆そういう設定は大好きなため軽く読めた。

全20件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール




「2023年 『江ノ島奇譚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高田崇史の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×