失楽の街 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 42
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061823761

感想・レビュー・書評

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  • 第二部完。
    今回は殺人犯ではなく、爆弾犯を追う話。
    犯人に意外性はなく、やっぱりねという感じ。
    蒼の成長もうかがえて、深晴、京介、蒼の三人だけでつるむことも少なくなり、寂しい感じ。

  • この作品で第二部が完結まだ京介の秘密に近付いている感じはなかったけど、京介がたまに口にする言葉に深い闇を感じる。早く続きが読みたい。

  • 建築探偵第2部完結。

    ブックデザイン / 熊谷 博人
    カバー写真 / 半沢 清次
    カバーデザイン / 岩郷 重力

  • 連続爆破犯の声なき慟哭を京介は捉えられるか!?
    建築探偵第二部、ついに完結!!
    インターネットの海にひそかに書き込まれた犯行宣言。あでやかに桜咲く2001年4月、巨大都市東京を爆弾魔が跳梁する。転々する犯行現場を繋ぐミッシング・リンクはなにか。怒りと悲しみに突き動かされて漂泊する犯人を、桜井京介は捉えることが出来るのか。失われゆく古き東京への挽歌とともに、建築探偵第二部完結!!

  • 爆弾魔。
    「探偵=犯人」って書いてあって何事かと思った。

  • ずいぶん前に読んだ本。

    取り壊しが決まったモダンなアパート。
    最後のイベントで上演予定の劇なのに主催のグラン・パが行方不明。
    同時期、東京中を震撼させる連続爆破事件。
    そして蒼と翳が被害にあう。

  • 『黒影の館』を読みたいがために、未読分の桜井京介を読み直そう企画。
    『月蝕の窓』から始めてやっとここまで辿り着きました。
    つか、お前どこまで放置!?、というツッコミは受け付けません。
    だって、京介視点の三人称、当時の自分には最悪過ぎて読めんかったんやもん。

    で、失楽〜ですが。
    やっぱ、神代さん大好きだわ〜〜〜。
    表紙折り返しの前書きに探偵=犯人ってなんてたんで、もしや?と思いながら読んどりましたが、そういう事ですか。
    篠田さんって突き放すの好きっぽいし。
    いつまで、四人が四人のままで、いられるんでしょうね。

  • 2005年9月8日読了

  • 2009/7/19 チェック済み

著者プロフィール

東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。1991年、ミステリ作家としてのデビュー作『琥珀の城の殺人』が第二回鮎川哲也賞の最終候補となる。著書に、『建築探偵桜井京介の事件簿』『龍の黙示録』『黎明の書』『レディ・ヴィクトリア』『イヴルズ・ゲート』シリーズなどがある。

「2022年 『レディ・ヴィクトリア完全版1〜セイレーンは翼を連ねて飛ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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