- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061824096
感想・レビュー・書評
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QEDシリーズ第9弾!
タタル登場シーンが笑えた。(ぉぃ
奈々の妹沙織と小松崎の名コンビに1人振り回される奈々がちょっと不憫に思えたが、タタル登場と共にすぱっと行動決めちゃうあたりさすがデスw
薀蓄については、もう定番かな?と思えるほど最初から出ている鬼について。。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
岡山・吉備津神社に今も伝わる、占卜「鳴釜神事」。大和朝廷によって退治され、土中深く埋められた鬼神―温羅の首が、釜を唸らせて人の吉凶を告げるという。一方、これとは逆に、総社市の外れ、鬼野辺家に先祖代々伝わる大きな釜には、鳴ると凶―主が死ぬという言い伝えがあった。そして…、不吉の釜が鳴り、土蔵に長男・健爾の生首が!?旅の途中、事件に遭遇した崇は、事件の核心“桃太郎伝説”の騙りを衝く。
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061824090/crazymoon0a-22" target="_blank">QED 鬼の城伝説</a><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061824090/crazymoon0a-22" target="_blank"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4061824090.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" class="booklog-imgsrc" style="border:0px; width:100px; margin-top:3px;"></a> -
QEDシリーズ第九弾。桃太郎の謎。
奈々さんとの関係も気になるところですが、やっぱり最後はキッチリ決めてくれる本作。
『式の密室』『竹取伝説』から引いていた鬼についての謎をストンと纏めてくれます。 -
QEDシリーズは「鎌倉の闇」に続き2冊目!
実際に起きた現代の殺人事件の動機づけや深層の解明としてタタルの口から語られる古代吉備王朝の闇‥
以前から大和王朝が鉄をどう支配していったのかが疑問だった私にはとても興味ある内容でした。
一番驚いたのは奥州の安倍氏を滅ぼした手口と温羅を葬った手口が同じ裏切りの構造、、ってこと。
歴史は裏切りによる勝利の積み重ねでその裏で恨みをもって歴史の中に消えた人がどれだけいるのだろう?と思いました。
PS:歴史小説のジャンルに入れましたが、推理小説&歴史推理小説です。 -
QEDシリーズ9作目。<br>
舞台は岡山になります。温羅伝説と殺人事件が見事にリンクしていてとてもおもしろいです。<br>
本作を読後、桃太郎のお話の見解がきっと変わると思います。<br> -
も〜もたろうさん 桃太郎さん♪お腰につけた吉備団子ぉ〜♪ひっとつぅ 私に下さいナ♪
の桃太郎がテーマのQEDシリーズです。
私は竹取物語とか桃太郎とか。日本の昔話をテーマにした作品も好きだな〜とコレを読んで思いました。(一番好きなのはシリーズ1作目ですが) -
全然出てこなかった変人男タタルさん合流!で、いつものように桃太郎伝説を読み解いていきます。
京極堂シリーズもそうですが、薀蓄系というのは慣れると当初の新鮮味が薄れますね。
今回は記憶するたんぱく質、というのも隠れ(?)キーワードかなぁ。
ブックデザイン / 熊谷 博人
カバーデザイン / 岩郷 重力(ワンダーワークス)
カバーオリジナルフォト / 辰巳 四郎 -
今回は熊本県の温羅伝説です。
もうすぐ読み終わります。今タタルさんが犯人を言い当てたところです。
今回はタタルさん、本の半分を読んでやっと登場しました。
そして登場したら即事件解決の兆しです。タタルさん・・・おまえは一体。。。
内容を書くとネタバラシになるので書かないとして、今回面白かったことを箇条書きに。
・熊つ崎&沙織、タタル化!!この二人の歴史の知識も普通じゃなかった・・・。奈々ちゃんの知識量が普通なんだってば!てか、奈々ちゃんでよく知ってるほうなんだってば!!
・タタル、奈々ちゃんに物理的且つ男性的な力強さを否定される。・・・それでも君はタタルを好きなんだね。。。
・タタル、ますます我儘化。事件を無視して観光に行きたがり周りに諭されます。このまま我を通したら面白いことになったかも。。。タタルさん最高!大好き! -
こういう本を読んでからだと歴史とか古文の授業も面白くなるんじゃないかなあ?
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QEDシリーズ第9弾の本著。
ミステリなのだけれど、どちらかというと歴史の謎解きがメインになりがちのこのシリーズ、日本史好きならきっと楽しめるハズ。
本作品は「桃太郎」について。
密室殺人事件はうーんというカンジだったけれど、桃太郎についてはなるほどというカンジでした。