- Amazon.co.jp ・本 (824ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061824386
感想・レビュー・書評
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早く次が読みたい!
京極堂シリーズはとにかく人物のキャラが立ってて
大ヒットアニメも目じゃないかっこよさ。
ノベルス自体が分厚いので敬遠されがちですが
病み付きになります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全体的に地味に感じましたが、これはこれで良いかなぁーと。
あの人の意外な一面も見れましたし…。
トリック…というか、事件を謎にしていた原因はいたってシンプルでした。
「ああ、この人怪しい」ってのが、自分でも分かるくらいでしたし。
過去の事件の関係者がゾロゾロと登場してくるのは読んでて楽しかったです。
で、その関係者の事件をまた読み返したくなったりしまして…。
過去の事件の関係者がある言葉で昔のことを思いだして、挙動不審になったり、何かを思い出す様子が印象的でした。
京極堂と関口のやりとりが楽しくして、読みながらニヤニヤしてました(笑)。
やっぱりこの2人のやり取りは楽しくて、陰惨な事件の中でホッとさせてくれます。
京極堂の関口への容赦ない苛めは良いですね。
本書とは関係ないのですが、「大極宮」で京極さんが「邪魅の雫」を「ジャムの雫」と言ってたのが印象に残ってます。
店頭で「邪魅の雫」を見て、心の中で「ジャムの雫」と言ってはちょっと楽しんだりしてました(笑)。
ええですよね、「ジャムの雫」。危険性ゼロって感じで。
満足度は★★★★☆。
誤植があったようですが、気付きませんでした(笑)。
時系列的にはこの事件の後の本は「百器徒然袋 風」。
「邪魅の雫」の後にこの本を再度読むと、ちょっと違う感じ方をしました。
ちなみに、Yahoo!ブックスに京極さんのインタビューが掲載されています。
これを読んでみたら、より本書が理解できる…かもしれません。 -
これも大体オチが予想できた。
現実と若干リンクさせているから、本当にあった話なのかと思ってしまう。 -
京極の手法は分かった。だらだらと長い文章、膨大な登場人物とそれらの視点の違いを使ったミスリード。精神異常者がいないと成立しないトリック。なんなん?
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人間関係が錯綜して、ややこしいったら!
それが終盤収束していく様は面白かったです。
しかし、このシリーズを読むといつも思うんだが、半分の容量にできるな。
まあ、よもやま話をしているあたりが、実在っぽくてリアルさを増してはいるんだろうけど。 -
本作では、「面白くない事をしようとしている」榎木津礼二郎。
本作では、「当初、登場予定はなかった」中禅寺明彦。
人気の京極堂シリーズと言えども新たな試みで変化を加えていく、
京極夏彦の思惑はファンに受け入れられるのか?
少なくとも、私はまだ読む意欲満々。 -
そろそろ読み直したくなってきた。榎さんと益田くんのいつもらしくないやり取りがすき。
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益田くんと榎木津さん。
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発売当日に買ってそのまま積読してあった本。理由は塗仏の宴以降おもしろくないと感じてしまったからだ。前作同様京極堂の登場に必然性が感じられない。作中本人にも登場の仕方の弁解を語らせてるけれど。最初は『絡新婦の理』と同じ方法論なのかな、と思ったが…。このシリーズもしかしてネタ切れ?ワタシの中では『魍魎の匣』が別格なので、一等好きなのは『鉄鼠の檻』。榎さん(涙)。
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久しぶりに読んだ京極作品…。
分厚いわッ!!!!!
仕掛けがすごく長くて疲れました…。
榎木津、中禅寺が出て来てからはサクサクと読めました。