トリプルプレイ助悪郎 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 967
感想 : 85
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061825383

感想・レビュー・書評

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  • うーん、叙述トリックは作中で解説しちゃうと興醒めしちゃうなぁ。漫才のオチを漫才師自身がネタバラシしてるような、なんかモヤモヤします。

  • なんか教科書みたいな作品で、西尾っぽくないっちゃ西尾っぽくない。
    でも、その教科書っぷりが見事。

  • はじめて読んだ西尾維新作品です。

    単純に、面白いですね。『シリウス』に連載していたとのことですが、なるほど漫画に近いような軽いノリで読めます。余計な描写がなく、ごく単純なイメージだけで読んでいける、という。

    漫画と小説の違いは、漫画は絵がありますから「イメージする必要がなくて楽に読める」という点にあると思います。そう考えると、余計なイメージをする必要がないシンプルなこの小説は漫画に近いと思います。

    内容的にも、さほど複雑でもなく、さりとて真相の意外性も決してはずしておらず、ミステリ的な要素をバランスよく盛り込んだ感じ。

    難点をあえて挙げてみるなら、そうしたミステリ的な要素をあまりに軽々と、淡々と、ひょうひょうと使いこなしているため、どことなく「ああこの作者はこれで当たり前なんだな」と妙な安心感を与えてしまうことでしょうか。

  • あっさり。
    最初読んだ時はあんまりよくわかんない、ダブルダウンのがおもしろいって思ってたけど、改めて読んでみるとなかなかおもしろかった。
    でも読みながらトリックとか思いだしてきちゃって最初の感動はうすかったけど。ミステリ系は2回目はどうしても分かった上で読んじゃうからしょうがないけどね。
    でもやっぱダブルダウンのがおもしろい←

  • JDCシリーズをまた違った視点で見ることの出来る作品。
    しかしダブルダウンの方が読んだあとの衝撃が大きかったようにも感じます。

  • 一つ目の質問には答えられるはず
    でもそんな簡単ならつまらない
    そんな訳ない

    人形は人形なのか

  • 初めての西尾維新です。「化物語」に手出そうと思ったんですが、案の定、中途半端に一冊置いてあっただけだったので、別のにしました。
    なんか、小説でトリビュートって聞いたことないですね。要はオリジナリティは半分くらい・・?と思ってましたがそうでもない様子。どっちだw

    まぁ内容は推理小説・・ですが、それより肝は、いわゆる「作中作」の極みと言うべきか(はてしない物語には及ばずとも)。マクガフィンみたいに思われた「最後の作品」が実はこの作品自体だった・・ってのが簡単な要約。ちなみに、最近読んだ「GOTH」で使われてた「叙述トリック」を同作品で二度も使う無茶。まぁ、アッと驚く展開ではあった。

    パロったはずの「JDC」自体は作中にあんま関係ないような気が・・?そしてタイトルはなぜ「助悪郎」ってわざわざ当て字にしたのか?中途半端な謎の残る作品でした。

  • 昔JDC読んだ時に読んだの忘れてた

  • 本当に西尾先生の推理小説は!

  • 京極夏彦と似てるなーと思いながら読んでました。それはさておき、内容は普通に面白かったです。

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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