亡羊の嘆 鬼籍通覧 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 42
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061825963

感想・レビュー・書評

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  • ホラーじみてたのは、最初の三冊だけなのかなぁ?
    4〜6巻は普通のサスペンス小説ぽい。なので、どのジャンルにいれようか迷う。

  • シリーズものなんだな。
    ライトノベルの作家さんだけあって?読みやすくかわいらしいキャラクター。
    火サスっぽい。
    優等生、悪く言えば普通。

  • 猟奇殺人の犯人に対する、罪に問われない範囲での遠隔操作。ああー、こんなにすっきりしない解決って気持ち悪い。相変わらず、解剖しているときの描写が克明だ。

  • 人が他の人に気持ちを伝える事。聞いた人が正しくそれを理解する事。口にしなくても思っている事。それを感じる事。…すべてが難しい事なんだと改めて思いました。
    自分の気持ちを人に伝えたつもりでも、受け取る人によっては正しく理解されていない事もあるし、言わなくてもわかってくれるだろうと思う事、口にはしないけど本当はこんな事思っているだろうと思い込んでしまう事など、人と人とのコミュニケーションは本当に複雑なんだと思います。口にしなければわからない事は多いけど、言葉にしたからといって、必ず全てを理解してもらえるわけではないし、どれだけ親密な間柄だとしても、何から何まで言葉で伝え合うわけでもないし…。

    そしてそれをあえて利用して、悪意があるのをわかりにくくした狂気の行動が今回の事件でした。思っていただけ、とか、悪意があったかどうか、というのを事件の発端として立証するのは難しいし、まず立証できない。それを明らかにわかってやっている犯人の執着が気持ち悪いです。

    今回のお話も、読後のモヤモヤが晴れないお話でした。
    この作品は、講談社ノベルスのみの限定らしいですが、文庫化とかしないんですね。これの続きも発売される(らしい)けれど、それも講談社ノベルスのみの発売なんだろうか…。

  • ラノベ作家さんというイメージでしたが、ノベルスでのこのシリーズはこれで六作目らしいです。法医学者が描く法医学教室ということでリアル…なんだろうな。本格的なミステリという感じではありませんが、知らないお仕事の知らない世界を覗けたという感じがします。

  • 早く続編が読みたいです。

  • シリーズ第6冊目らしいけど、困ることなく読めた。
    話の筋が解りやすい。
    キャラクターに萌え要素があるし、登場する地名も馴染みがある場所で親近感を持てた。
    1巻から読んでみたい。

  • 文庫になるのを待ってたけどならなくて、買ってしまった… 今回はびっちり法医学でオカルトなし 少し寂しかった…けど 相変わらず個性的な面々健在で 一巻から読み直したくなった

  • 法医学好きには大変面白いけど、ミステリとしちゃ二流ですよね…。
    まあそこを補うだけのリアリティが法医学部分にあって、このシリーズを好きな理由がまさにそれなので特に不満はないっす。
    これからも新刊が出たら絶対読むだろう。

    10.05.16

  • ふろふき大根が食べたくなる一冊(笑)

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著者プロフィール

作家。監察医。講談社ホワイトハート「人買奇談」にてデビュー。代表作は「鬼籍通覧」シリーズ、「奇談」シリーズ(講談社)、「最後の晩ごはん」(KADOKAWA)、「時をかける眼鏡」(集英社)など多数。

「2023年 『妖魔と下僕の契約条件 5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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