目薬αで殺菌します (講談社ノベルス)

著者 : 森博嗣

• 講談社 (2008年9月5日発売)

感想・レビュー・書評

[まりさんの感想 · 2012年8月29日]

Gシリーズ第6弾。
αが名についた目薬に劇薬混入。

[aimer38さんの感想 · 2012年8月6日]

ログハウスに漂う「ほのかないい匂い」とは一体なんだったのか知りたかったです。

[金谷さんの感想 · 2012年7月17日]

大きな流れの中の些末事、のような事件。天才の思考は理解むずかしい。萌絵さんも犀川先生も達観しちゃってつまんない。というかこの二人はどうなってんだろう。別れてても不思議じゃない（笑）。加部谷と海月の接近度（割と一方的だが）が気になった。ええ、そんな本気だったの？と。海月君は今回かなり優しかったよね。加部谷さんは実は頭いい人だと思います、よ。うん。単に周りに凄すぎる人がいるだけで。あ、赤柳さん災難でしたがさすが。思わず読み返してここで入れ替えたか！と（笑）

[すなふさんの感想 · 2012年6月7日]

上中下巻に分かれてるとして中巻といった感じでしょうか。人間関係を少し補完してるものの、エピソードが終わるわけではなく、複線を色々作っておしまいといった感じ。事件そのものについても、出来事を過ぎるままに見て、こんなことが起こってたんだな、と傍観するといった感じです。あまりに「続く」といった感じなので、続巻を調べたら、ずいぶん長い間止まってるんですね。新刊、でてほしいなぁ。

[taiyoさんの感想 · 2012年6月2日]

Gシリーズ全12巻のうち既刊はここまで。
先が気になる気になる。
次に出るのは何年後なんでしょう？

[housukeoさんの感想 · 2012年5月7日]

神戸で劇物入りの目薬が発見された。
赤柳初朗は、その目薬を製造している製薬会社から
とある調査を依頼され、事件にかかわっていく。
同じ頃、那古野で、加部谷恵美は同級生の雨宮純とともに
男性の変死体を発見するのだが、
その死体も、手に目薬を握りしめていた。
そして、これらの目薬の商品名には「α」の文字が――。
Ｇシリーズ第７弾。

コンスタントに森作品は読んでいるし、
Ｘシリーズは出版され続けていたので実感はないが、
Ｇシリーズの新作はなんと２年ぶり。

ここ最近の森作品に共通している
「薄味のミステリィ」という特徴。
今回も、ミステリィというジャンルに
分類するのが正しいのかどうか迷うくらい
ライトな作品ではあったが、
なかなか鮮やかな仕掛けがふたつ効いており、
ミステリィ読者もそれなりに満足ができる作品だったのでは。

ただ、その点が、最近の森作品のカラーからすれば
「らしくない」と思えてしまったりもするのだが。

それと、仕掛けのうちのひとつは、
果たしてどういう効果があったのかが疑問。
再読してみなければ気づかない何かがあったのかもしれない。

赤柳の調査はどんなものを探り当てていくことになるのか、
そして海月の言動の真意は何なのか、など
この先の展開がやはり気になってしまうところ。

次も楽しみ。

[oztakuさんの感想 · 2012年4月8日]

この物語も結末に向けて
集約しつつあると思う。

どっちかというとトリックはおまけ。

[空羊さんの感想 · 2012年2月28日]

これから、どうなるのかハラハラしました。続きが読みたくなる作品だなぁ…っと感じた。

[あるふぁさんの感想 · 2012年1月28日]

Gシリーズはあんまり好きになれないなー。と、理由を考えたら、恵の性格なのかな。と。

犀川センセーと萌絵のやりとりが好きだったのかな。とか。四季博士の姿がチラつくけど、そろそろ、姿をあらわすなり。はっきりしてほしいかなー。

[hisanoさんの感想 · 2012年1月20日]

超長編のほんの一部のような作品。Gシリーズが完結した後にまたS&Mシリーズから読み直すことを楽しみに読み続けるのみ。

著者プロフィール

工学博士。１９９６年『すべてがＦになる』で第１回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「Ｓ＆Ｍシリーズ」「Ｖシリーズ」（ともに講談社文庫）などのミステリィのほか「Ｗシリーズ」（講談社タイガ）や『スカイ・クロラ』（中公文庫）などのＳＦ作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓　Fool　Lie　Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」