QED 伊勢の曙光 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 93
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061828063

感想・レビュー・書評

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  • よーやくシリーズ終了ー。

    キャラ読みミステリだっただけに、登場人物たちの今後がひとまず区切りがついて、よかったよかった。

  • 長い間続いてきたQEDシリーズも、いよいよこの巻で完結です。
    最後を飾るお話にふさわしく、今回のテーマとなっているのは伊勢でした。

    謎解きは相変わらずわかったようなわからないような感じでしたが、今まではっきりしなかった崇と奈々の関係に一応の決着がついたのはよかったです。

  • せかいじゅうのだれより心から深く感謝しています。という暗号文メッセージに、QEDらしさを感じ、年月を思って感じ入るものがありました。やっと進展したなぁ(笑)
    各章タイトルの頭がいろは歌になっているので、シリーズ一巻目を想起させれて嬉しくなりました!

  • QEDラストの本作。
    天照大御神とは誰かだなんて面白かった。
    ラストも良い

  • シリーズ完結編。
    うーむ、終わってしまうのか、寂しいのう。
    っつーか、伊勢神宮って、そんなに謎だらけだったんだね!
    1回だけお参りしたことがあるんだけど、全然気づかんかった^^;
    また行ける機会があったら、注意深く見学しようと思います。

    このシリーズにしては珍しく、本気でタタルくんと奈々ちゃんが命の危機だった! 
    っつーか! タタルくんの最後の台詞が知りたいんですけどっ……

  • ホッとしました。ノルマ達成。
    ここまで読みきらないとと、何かにせっつかれての読破。
    でも達成感。最終話でようやく二人の距離が仄めかされてきました。
    それもホッとした一因。
    高田先生のあとがきを読んで、また目次を見返したときの発見!ときめき!内緒にしておきたい、でも誰かに話したい!
    歴史の話について?いずれ薀蓄を語りたい時にまた紐解きます。これは全巻通しての感想。

  • 久し振りのQEDはやっぱり面白かった~。
    読み始めると止まらなくて、気になるところをまた読み返したり・・・ほんと、楽しませて貰いました。
    カンナシリーズも読んでみたいけど、文庫出ていないからなぁ。
    ノベルスで全部揃える事になりそうでちょっと迷う。
    (そういいつつ、結局いつも大判だろうがなんだろうが買っちゃうんだけど。)
    QED完結しちゃってちょっと寂しい。

  • QEDシリーズ完結編。とりあえず、めでたしめでたし。
    当初、メフィスト賞受賞の本格推理ってことで読み始めたのに・・・
    歴史苦手なのに、頑張っちゃったな。

  • ついにQED最終巻!
    気付いたのは随分遅く、地元では買えず、遅くなってから購入しました!
    しかしもうシリーズ最終というのに驚きました。
    いやいや、まだまだ謎は一杯あるのに。
    でも、最終巻は伊勢だろうと思っていたので、それはそれで。
    去年伊勢神宮に参拝した時、痛切にQEDの伊勢神宮版が欲しい!と思っていましたが、今思うと行ってきたからこそ、イメージしやすかったと思います。
    何しろ、「参道が曲がってる!曲がってるよっっっっ!」と心の中で叫びながら参拝したもんなぁ。
    とりあえず、自分事のお願いは避けました。

    そしてそんな私の伊勢参拝の疑問はいろいろと解けましたが、どうしても解けないものもいくつか。ええと、この謎って解明されてた?
    今までもスルーされていた謎ってあったけど、今回箇条書きで謎が出されていただけに、チェックリストのように分からないことが浮き彫りに。
    シリーズは終わっても番外編とかで触れられないですかね、高田先生!

    そしてまさかの沙織ちゃんの結婚に私もショック…!
    いや、前作で小松崎さんが別のヒトと結婚したのは知っていたから、衝撃はその時程じゃなかったんですけどね…。
    でも、小松崎&沙織ペアも大好きだったので、やっぱり残念~。
    でも、小松崎さんのお相手もいい人そうなので、これはなるべくしてなった結果なのかな。

    そして肝心のタタルさんと奈々ちゃんの関係ですが、まさかこういう展開とは…。
    まるで恋愛じゃないですか!←おいおい。恋愛だよ。
    タタルさんは、いつまで経っても恋愛と好意の境界線が分からず、なし崩しというか、自覚のないまま奈々ちゃんを貴重な人として側に置くべく、真顔でプロポーズするんじゃないかと思っていたので、この展開には驚きました。
    ……って、私は彼を何だと思っているのか(笑)
    いや、朴念仁大好きなので(にしてもひどすぎる)
    ちゃんと恋愛だったなぁ。
    でけもそのラストよりも、あの鰒殿での一幕の方に萌えました!
    あれはフェイントでしたが、あれがあのまま無自覚だったら超御馳走だったのですが、そんなタタル×奈々ものは、たぶん私一人…。
    普通はそこから展開が進むのを期待するよねぇ。

    にしても、あんな生死の境を彷徨うような経験をしていて、次の日朝まで飲むとか(飲んだのか?)無茶ぶりひどいです。
    そして東京に帰ってから寝込んだり点滴したりとか、あんたたち何やってんのー!と言いたい気分で一杯。
    そーいえばタタルさんの謎も解明されていない。
    その辺はやっぱり番外編なんでしょうか。
    教えて、高田先生!

    とりあえず、この本をもう一度再読して、また伊勢に行きたいです。
    あの異様に早く閉まるおかげ横丁を、今度こそは堪能したい…!(激しく私情)

  • 最後の最後のあらすじを読むまでこれがシリーズ最終巻だと知りませんでした・・・。主人公たちの行動が最終回っぽいなー・・とは思いはしたんですが。

    最終巻なだけに満を持して、今回の謎は「伊勢神宮」。

    相変わらずWHOは結構早い段階で推測つくのですが、歴史考察ミステリなので、"WHY"は最後の探偵の謎解きまでさっぱり分かりません。

    歴史考察は面白いのだけど、その他の、おそらく著者にとってはどうでもいいであろう謎の数々が解決されてないのでそれが知りたい。ただ、高田先生ではそういうスピンオフは期待できないと思うので、繋がってる毒草師シリーズで雑談ネタに出てくることを期待。でも無理そう。

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著者プロフィール




「2023年 『江ノ島奇譚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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