水晶のピラミッド (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.39
  • (73)
  • (156)
  • (389)
  • (34)
  • (6)
本棚登録 : 1771
感想 : 124
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (742ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061858411

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • なかなか派手な作品だと感じるが、やっぱりトリックはイタイじゃん……(笑)
    まぁでも、これはオロオロする石岡君がちゃんと書かれてるのでその部分だけは個人的に好き。

  • 古代エジプト、タイタニック、現代の3つの物語で展開されるので、とてもわくわくする。結局古代エジプトの所まではさすがに御手洗は分からない…というかファンタジーに留めておいたのが逆に素敵ね。
    しかしレオナはなんでこんなに御手洗を好きなの…??命にかえても好きなのね…??びっくり

  • 御手洗シリーズ8

  • 古代エジプトとタイタニックのとこ、こんな長々と書かなあかんか?(笑)何を読まされてんや?て何回もタイトル見ましたわ。御手洗潔が400ページ我慢しても出てけえへんのはともかく、松崎レオナが鬱陶しすぎる。

  • またも長かったー!!!
    色んな場の過去と現在が飛び交い、正に歴史旅行気分……というと聞こえは良いものの、規模が広すぎて始めから意味不明で「私は何を読まされているのか……」と飽きてしまったのも事実。
    相変わらず御手洗さんの登場は遅め。
    「やたらページ数残して……」と思ったら一筋縄じゃあいかない。
    でも外国人絡みだからか理解力低めな私には分かりにくかったです。
    登場人物一覧がほしい。
    着いていく石岡くんの苦労も今回もしっかり伝わってきます(笑)
    このシリーズの次の作品はこの作品より楽しめるといいな……(切実)

  • このスケールの大きさは想像するだにしない。ハリウッドで映画化しても良いのではなかろうか。

  • スケールの大きな話で、グーニーズやインディ・ジョーンズのような冒険譚が好きな方も楽しめそうなストーリーだった。
    筆者のもつ厳しさがキャラの性格と上手く馴染み、説得力のある主張として伝わってくると同時に、それが一人ひとりの人物の魅力を際立たせているので、小説の登場人物という以上の親しみが湧く。

  • 御手洗潔シリーズ

    エジプト島にクフ王のピラミッドをまねた水晶のピラミッドを作ったポール・アレクスン。オーストラリアで発見されたポールの自殺遺体。ポールの後を継ぎ会社を経営する双子の弟リチャード。映画の撮影のため水晶のピラミッドを訪れた松崎レオナ。撮影中にあらわれた怪物。アヌビスのような容姿。ピラミッドの頂上の部屋で遺体となって発見されたリチャード。密室の中クロールをするように死んでいたリチャード。死因は溺死。ピラミッドの天窓の足跡。失踪した美術監督スティーブ・ミラー。事件解決まで映画の撮影を禁止する警察。御手洗に助けを求めるレオナ。雨の中の懇願。エジプト、オーストラリアでの調査。御手洗のピラミッドでの実験。解決された事件。試写会場で頭痛を訴える御手洗。介護についた医師ティモシー・ディレイニーの正体。御手洗の語る真相とレオナとの約束。

  • 御手洗潔シリーズ。
    ストーリーの本筋にたどり着くまでが長いので、薀蓄的な部分が楽しめなければつらそうです。

  • 粗筋(アマゾンから引用)

    5000年の時空を超えて蘇る冥府の使者(アヌビス)、空中密室の溺死体。「驕れる文明は復讐される」と御手洗が語る時、完全犯罪は開かれ、驚嘆と啓示が訪れる。舞台は古代エジプトからタイタニック号、アメリカの今を象徴するガラスのピラミッドへ。かつてない壮大なテーマと仕掛けが新・島田荘司伝説を開く。

全124件中 91 - 100件を表示

著者プロフィール

1948年広島県福山市生まれ。武蔵野美術大学卒。1981年『占星術殺人事件』で衝撃のデビューを果たして以来、『斜め屋敷の犯罪』『異邦の騎士』など50作以上に登場する探偵・御手洗潔シリーズや、『奇想、天を動かす』などの刑事・吉敷竹史シリーズで圧倒的な人気を博す。2008年、日本ミステリー文学大賞を受賞。また「島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」や「本格ミステリー『ベテラン新人』発掘プロジェクト」、台湾にて中国語による「金車・島田荘司推理小説賞」の選考委員を務めるなど、国境を越えた新しい才能の発掘と育成に尽力。日本の本格ミステリーの海外への翻訳や紹介にも積極的に取り組んでいる。

「2023年 『ローズマリーのあまき香り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

島田荘司の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×