46番目の密室 (講談社文庫)

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著者 : 有栖川有栖
制作 : 綾辻 行人 
  • 講談社 (1995年3月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061858961

46番目の密室 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 気になってたアリスと火村のコンビシリーズ第1弾。ドラマでやってたからそのキャスティングで頭ん中では火村は斎藤工さんでアリスは窪田正孝くんになってます。『密室』の響きには本格的なトリックに対する期待感が高まります。今回、じっくり謎解きを楽しむことができました。ラスト犯人だけが天上の推理小説の一片に触れることができたのは哀しい中にも一筋の光がさしたような気持ちになりました。

  • トリックがいつも通り気持ちいい。アリスと火村で二次が作られるわけだ。狙ってるだろと思ってしまう。

  • 今までなんだか近づきがたかった有栖川有栖に挑戦。
    著者が有栖川有栖、主人公の有栖川有栖も推理小説家であるという設定になじめない。
    ーーー
    45の密室トリックを発表した推理小説の大家、真壁聖一が殺された。密室と化した地下の書庫の暖炉に上半身を突っ込むという凄惨な姿であった。彼は自分の考えた46番目の密室トリックで殺されたのか? 推理小説家・有栖川有栖とその友人で犯罪学者・日村英生のコンビが怪事件の謎に迫る! 新本格推理小説。

  • 密室ものが好きではないのだが、有栖川有栖と火村英生のコンビは好き。何故、密室にしたのかと考えがちだが、その考えを変えることも必要か。

  • 面白かったー!
    やっぱ密室は面白かった。

    今日は体調が悪くて学校を休んだけど、寝っ転がっている時は平気だし、頭も痛くないから読んじゃった。

  • アリスと火村シリーズの第1作目。別荘で密室殺人というと古き良き時代って感じ。昔はこういう、いわゆる本格派の推理小説をよく読んでたよなとちょっと懐かしく思う。最後の犯人やトリックが解明されていくところは快感。長編は苦手だけど、このコンビは好きだ。

  •  ドラマの影響で火村さんシリーズを読んでみようと思い立ち、ちゃんと最初から読むことにしてみた。
     会話がどちらがアリスでどちらが火村さんなのか、わからなくなるところもあったが、最後までするすると読むことができた。久しぶりの推理小説。謎解きはイメージできる範囲内だったからよかった。アリス仮説の方は、もうさっぱりイメージできなかった。

  • とても読みやすいライトノベル調の文体
    内容は本格ミステリ
    個人的には火村助教授が魅力的に感じた
    このシリーズは登場人物の関係や殺人の動機まで、夢見がちでロマンチックな印象があり、殺人事件が起こるにもかかわらず読後感がそれほど重苦しくないように感じる

  • ドラマを見て読みたくなったので。犯人最後まで分からんかったなー最初のフラッシュバック意味あったの?

  • 「崇拝すべき神など非在の無情の世界で、『運命』という名前をつけられた不可避な力が私たちを隷属させています。そんな認識から私は逃れられないのです。そしてこんな哀れな俘囚の中に、同胞のたった一つしかない、彼だけの所有物である生命を剥奪しようとする者がいることが、私には許せない気がします」
    (P.74)

  • ドラマを見て。
    碓氷峠越えの軽井沢行き列車がちょっと懐かしかった。
    「推理小説」というと少しとっつきにくい印象があったが、火村とアリスのやり取りが軽快で読みやすかった。

  • TVドラマを見たので原作を読むことにした。
    過去の事故が重大なのかと思いきや、それは一つの背景でしかなかったのね。

  • 最後まで犯人もトリックも全然分からず早く結末を知りたい気持ちで読んだ。
    種明かしは、無理矢理感はなく前半部分の何気ない描写も繋がったりして良かった。ただ、犯人の動機は物足りなかった。それと、アリスと火村の関係が時に揶揄し合ったり、時に尊重し合ったりでちぐはぐな感じがした。他の登場人物の性格付けももう少し欲しかったように思う。

  • 意外な展開で、とてもおもしろかった。

  • ずっと以前に読んだけれど、最近テレビドラマで「臨床犯罪学者 火村英生の推理」が放送されてまた読みたくなった。
    火村シリーズの第一作目を借りた。

    有栖川有栖さんの本って、私にとっては、「犯罪の動機や犯人はなぜかすっぽり忘れてしまうのに、小さな小ネタは心に残る」不思議な小説。
    以前は、アリスは著者のイメージでおじさんだったのに、ドラマの影響で窪田くんと火村は斎藤工さんに変わった!!!

  • 初めて有栖川有栖読みました。
    ホームズ役の火村とワトソン役の有栖が主人公。
    有栖視点で物語は進みます。
    サクサク読めてちょうど電車の中で読むのにいいと思いました。
    トリックはやや肩透かしくらったものの、有りといえば有りか・・・
    またこのシリーズ読んでみたい。

  • 中学生の時に読んでいた有栖川さん、ドラマ化に伴い読み直しました。火村先生の長編一作目。今読み直しても相変わらず面白い。屋根でアリスが足を滑らせたところや、「せーの」と声を揃えて同時に発言してみるところ。ユーモア溢れた二人の掛け合いが本当にツボです。トリックもしっかりしていますが、個人的には登場人物に重きを置いて読むと楽しい作品かな、と思います。

  • 再読。
    「スウェーデン館の謎」と全く同じパターンだ。
    本棚に入っていないので今度こそ初読だと思っていたのに……これ、知ってる!!
    (もうこのパターン、いいわ……)


    ミステリファンで”密室”と聞いてときめかない者など居るだろうか。
    この意味深なタイトルを一目見ただけでワクワク心躍る読者は少なくないはずだ。
    内容は秀逸な本格ミステリで申し分ない。
    タイトルの意味自体はわりとすぐに判明してしまうんだけれど、読了すると改めてこのタイトルの悪魔的な魅力に取り憑かれそうになる。
    少し残念な様な、けれど解説にもあるように天上の推理小説は不在ではなく未在なだけだ、という夢が残る。
    ただひとつ、初読時は重要視せず流していた気がするのが、犯人の動機、だ。


    理解も同情もできない。分析することはできるが、あまりにも自己中心的すぎる。
    短絡的思考と用意周到さが合わさったが故に起きた事件かな、と。
    そして、動機は自己愛と保身、そして自分に向けられた“狂気にも似た愛”に対する恐怖といったところか。
    なんだかなぁ……とぐるぐる考える程に、理解はできなくとも良くできた小説なのだろうとしみじみ思う。

    次は「ダリの繭」、再読祭りはまだまだ続きます。

  • 火村英生が探偵役の作家アリスシリーズの第一作。いつ読んだかも忘れたくらいの久々の再読。エラリー・クイーンを敬愛する作者らしく、真相解明までのロジックはさすが。ただし密室のトリックはいまいちかな。。なにげにカレーのエピソードも書かれていたのね。

  • 2015-09上旬読了。
    有栖川有栖は読みやすい。
    なんだか火村先生の説明の感じに違和感があったけど、これは1作目だったのか。

    私が考えた犯人は有栖と一緒だったから、
    しっかりミスリードに乗ってしまった。

  • 読みやすくてわかり易かった

  • 作家有栖シリーズ1作目。

    学生有栖シリーズとだいぶ印象が違う。
    でも解決向けて情報が出てくる感じとか、
    これは不可能!っていうのををちゃんと示していくところは相変わらずで、フェアな印象を受けます。

    それにしても、動機がいつも拍子抜けなのは
    この作家さんの特徴なのでしょうか。

  • 作家有栖川シリーズはかなり好きですが、これはかなり時間をかけて読了。

    ミステリーの巨匠の家にパーティーに集まった面々が不可解な密室殺人に巻き込まれる話。
    家には、消防士の父の殉職後に巨匠に引き取られた光司とか、天上の推理小説をめぐって争う編集者、巨匠と男女関係で揉める作家たちなど、動機のある人がいっぱい。
    レビューで「動機がひどい」と書かれてたから、一体どんな下らないことでと思ったら、ラストはホント拍子抜けだった…
    これならまだアリスの考えた光司説の方が良かった。
    色んな伏線・ネタを持ったキャラがいて、読者を翻弄させておいて、落とし所は全然推理できそうにない所にあるって…
    推理小説は基本的に、一般的な日本人の感覚を基に作られてる。この場面では普通こう行動する、こう感じる人が多い…それから外れて行動するから、何かこの人怪しいな?ってなるわけで。
    それは日本国内のマイノリティからしたら嫌だろうけど、推理小説がそれをフォローする義務はないし…
    なんか、実は隠し扉がありましたとか、犯人は双子でした!みたいながっかり感。
    途中の推理小説談義や火村教授の講義は、抽象的すぎてやや興ざめ。

  • うーん、あまり入り込めず、読むのにかなり時間がかかりました。

    もっともっと、「フラッシュ・バック」の火事の部分がぐいぐい絡んでくるのかと思ってました。

    文章は読みやすくで好きですけども。

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