46番目の密室 (講談社文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061858961

感想・レビュー・書評

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  • 推理小説は怖そうだからという理由で敬遠していて、たぶんほぼはじめて読んだミステリー。火村先生がカッコイイ。このシリーズは読み続けたい。

  • 読み返す度に、昔読んだ時の気持ちが追体験される気がしてくすぐったい。アリスが階段教室の上に座っているシーンから、ずっとそう。

  • 初期の作品なので、火村の為人の説明がとても丁寧。作家有栖川シリーズの名作の一つに挙げられるだけあって、起承転結どの部分も弛みが全くなく話運びがすごく良い気がする。島田荘司の後に読むと、ほんとに文章がサラリとしているなぁと思う。情緒的なシーンでも淡々としている。後書きで綾辻が「清潔感がある文章」と書いていたけど、その通り。

  • 派手さはないがオーソドックスなトリック・ストーリーには好感がもてる。とか上から目線で言ってみる。
    様々に散りばめられた伏線が、まるでテーブルクロスを引くかのような一瞬で片付けられていく。呆気なく、潔い。
    大オチがばれるので詳しくは言いませんが、面白かったです。
    『スウェーデン館』でも思ったが、偶然性に頼ることで読者だけでなく犯人をも裏切り、神になろうとしているのか彼は…
    …あとは、アリスが当然のようにどじっこですね。

  • 2011.11.12 再読

  • 学生シリーズより読みやすい気がしたのは気のせいかしらん。

    結構好きな感じでした。
    クリスマスに読めばよかったなー。

  • 既読。

  • 作家アリスシリーズ第一作。やっぱり火村とアリスのコンビ大好き!犯人やトリックはなんとなくわかっていましたが動機にびっくりでした。そうくるか……。なにより火村とアリスの掛け合いを楽しんだ作品でした。

  • クイーン+カーだとか。フーダニットのロジックは相変わらずくどいが、密室トリックは秀逸。

  • 有栖川有栖と火村英生シリーズは連続で読みたい。

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。同志社大学法学部卒業。89年「月光ゲーム」でデビュー。「マレー鉄道の謎」で日本推理作家協会賞を受賞。「本格ミステリ作家クラブ」初代会長。著書に「暗い宿」「ジュリエットの悲鳴」「朱色の研究」「絶叫城殺人事件」など多数。

「2023年 『濱地健三郎の幽たる事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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