愛と幻想のファシズム(上)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062014311

感想・レビュー・書評

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  • 村上龍の力技。
    ものすごいパワーを感じます。

    これは他の誰にも書けないでしょう。

    とても「りゅうズバー」のMCやってた人とは思えませんw

  • コインロッカーベイビーズ、五分後の世界、半島を出よあたりが好きなら、この本を嫌うはずがなかろう!!と思いつつ、なんとなく読むのがもったいなくて7年くらい放置してました。
    ‘村上龍で読みたい本なんてもうないよ’ってなるのが寂しかったんや・・・。

    やっぱりおもしろいよー。
    村上龍はこういうスケールがでかくて緻密な取材と誇大妄想が必要で、「いや、べつにそんな事ないと思うけど・・・」と思うような持論と偏見をさも世界の真理みたいに説くような作品をガンガン書くべきだと思います。
    こんなんこの人にしか書けないもん。
    だって村上龍的ネームバリューが無いと、話の下地に必要な情報が集まらんと思う。そしてその情報が一番重要だと思う。
    下地が無かったらコレ、ライトノベルになってしまいますよ。

    話のスケールが大きすぎて‘あらすじ’みたいになってるところも多々ありますが、圧倒的なパワーがね、もう凄い。

    下巻も気合入れて読むぞー!

    09.11.11

  • ぶっちゃけ、あらゆる意味で衝撃を受けたのが、もうかれこれ15年以上前のことです。
    描写とか、文体とか、設定とか。
    そういう細かいことは全て皆無なほど、存在感のある作品。

  • 初めて読んだ村上龍の本がこれ、そしてはまった。
    他の作品が最初だったらこれほどははまらなかったな、たぶん。

  • 20090226
    村上龍の代表作
    これは面白い。結末が無いのが不満だけどね。

  • メインキャラ名が「エヴァ」に使用された、という。
    あんのさんはこの小説好きだったんだよね

  • 08/4/26 ★★★★☆
    「限りなく〜」で村上龍に嫌気がさしたが、
    この本の暴力的な世界観は、今迄に読んでこなかった種類であることに惹かれてぐいぐい読んだ。
    鈴原冬ニはかっこいいの一言。

  • ゼロが好き

  • 下巻のレビュー参照

  • 世界観が成熟した頃だと思う。それを壊すのはまた難しいく辛いことだ。

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著者プロフィール

一九五二年、長崎県佐世保市生まれ。 武蔵野美術大学中退。大学在学中の七六年に「限りなく透明に近いブルー」で群像新人文学賞、芥川賞を受賞。八一年に『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、九八年に『イン ザ・ミソスープ』で読売文学賞、二〇〇〇年に『共生虫』で谷崎潤一郎賞、〇五年に『半島を出よ』で野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。経済トーク番組「カンブリア宮殿」(テレビ東京)のインタビュアーもつとめる。

「2020年 『すべての男は消耗品である。 最終巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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