「超」手帳法 (「超」整理手帳シリーズ)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062135788

感想・レビュー・書評

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  • ## 総評
    - 古い本であるが現在でも活用できる方法である
    - 年を取るにつれ、考えること、管理することが増えてきたため紙のメモ帳を購入を検討する

    ## 【Question】この本を読む目的
    - ノートに取り方 メモの取り方で活用できる方法を抽出する

    ## 【Answer】回答
    - 超生理手帳の購入
    - 使用してみて可能であれば大きめのルーズリーフを購入して自分でカスタマイズ可能にする

    ### スケジュール
    - スケジュールを全体から点に絞っていくことでPlan→Program→Actionに落とし込む
    - 10年単位:家族の計画を立てる
    - 1年単位:3ヶ月以降の予約は確定をしない
    - 1ヶ月単位 コロン タスクに 締め切りを設定する
    - スケジュールが混在しないために Google カレンダーを紙に印刷してデジタルとアナログの融合を行う

    ### to do リスト
    - アイディアは集中からの緩和時に発生する
    - to do リストを作成することで作業に集中するための時間を作ることができる
    - 日次でto do リストを作成して1つのノートにまとめる

    ### メモ
    - 人間のRAMは非常に弱い
    - 分類よりも時間の情報が大事
    - 紙のメリット: 早い
    - it のメリット: 検索、編集、コピー
    - メモはもう一つの脳あるいはキャッシュメモリとしての利用法がある
    - メモは常に持ち歩けるようにする

  • 「超」手帳法 (「超」整理手帳シリーズ) 単行本(ソフトカバー) – 2006/10/3

    手帳は真っ白に、メモは真っ黒に
    2012年11月5日記述

    超勉強法、超整理法、1940年体制などの著作がある野口悠紀雄氏の本。
    手帳法と銘打っている。
    ただしメモについても多く書かれていて手帳とその周辺に付随するもの全てについて語っていると思っていい。

    普段暮らしていて手帳やスケジュール管理を全くしないという人は珍しい。
    つまり殆どの人が無意識に行なっている。
    ただ、専門にそれを教育されるわけでもなく
    各自バラバラに、感覚的に行なっているのが現実だ。

    より効果的に効率的にスケジューリングしていくにはどうするれば良いか解説している。
    個人的にはメモの活用、ToDOリストの使い方、デジカメの意外な使い方が参考になった。

    手帳は真っ白に、メモは真っ黒に。。
    予定、スケジュールが数分単位で埋まっているというのは実はまとまった時間がないという意味で駄目なスケジュールなのだという。
    そして会社などのトップがそんな事になっていれば
    まずその会社には戦略がないと見ていい(まとまった時間がないから)ということを別の雑誌かなにかで野口氏が語っていたのを思い出した。

    スケジューリングとはまとまった時間を作り出すための手段といってもいいのだろう。

    メモはメモ用紙をなくす危険からなるだけノートや大きい紙に書く、アイデアが浮かんだら
    すぐ書き込める体制をつくる大切さを訴えていた。頭が良いとか悪いとか関係抜きに短期記憶はそもそも誰もが短いのだと。

    TODOリストはやり忘れを防いだり脳の負担を減らす意味で重要なんだと。
    自分もやっていたけれども記憶力が悪いのではと一時期自己嫌悪になったこともあった。しかしこらからはもっと自信を持ってリストの活用ができそうだ。
    他人を巻き込んだり、締め切りを設定したり、線で消すなど先送り要件が残らないよう注意したい。

    デジカメの活用はたとえば新聞記事の切り取りの代わりに写真を取る、自動車を停めた場所を写す。
    庭での作業に活用する。
    部屋の模様替えの前に撮影する。
    外で時刻表や地図を写真で取る。
    実用性は無くなったけれども思い出があって捨てる事をためらうモノをデジカメで撮影して
    モノ自体は処分してしまう。
    本書を読むだけでも多くの活用例が紹介されていた。今だから出来る方法ばかりで個人用のデジカメを購入したら積極的に活用しようと思えた。

    終章に超整理手帳の紹介、活用例が示されていた。
    特に重要なのは8週間を一覧して見れること。
    超勉強法で言うところの鳥の目で自分の予定を見ることが大きな武器になる。

    今はタブレット端末やスマートフォンなどが大きく普及している。
    2006年に出た本書ですら
    随分前のIT事情になってしまったと思うけれども・・今のIT事情と組み合わせた
    手帳の活用についてもっと知りたいと強く思った。

    *それについては野口教授のクラウド「超」仕事法(2011)の中に書かれている。
    詳しくはそちらを参照されたい。

  • 第1章 スケジュール時代の到来
    「竜宮城シンドローム」に陥るな/手帳は時代の要請にこたえているか? など

    第2章 タイムマネジメント
    時間を「見る」/重要な仕事のためにスケジュール表を白くしよう/
    「プラン」と「プログラム」を区別する など

    第3章 メモ
    ポケット一つ原則と時間順原則/何をメモするか など

    第4章 TO-DOリスト
    「やりたくない仕事」をいかにやりとげるか/処理が目的。操作ではない など

    第5章 IT時代の手帳
    紙が強い点/ITが強い点/新しいフロンティアをひらくディジタルカメラ など

    第6章 「超」整理手帳
    「超」整理手帳の三大特徴/モジュール手帳だからカスタマイズできる など

  • "超整理法でおなじみの野口さんの手帳術。時間で整理していく方法は目から鱗が落ちるものだった。経済学者が考えた究極の手帳が記載されている。
    スケジュール
    タイムマネジメント
    メモ
    TO DOリスト
    IT時代の手帳

    この方の本を読んでいつも感じるのが、論理的に整理されていてとてもわかりやすく書いてある点。見習わないといけない。"

  • メモを取る習慣をつけたいので実践しようと思う。

  • よかったです。


    手帳の使い方自体はそのままマネはしませんでしたが、
    タイムマネジメントに対する概念が勉強になったかなと思います。

    具体的な事例も載っているので、自分のタイムマネジメントツールに応用しやすかったです。

  • 手帳だけでなく、仕事のやり方などに考え方が使えると思う。

  • 湖東図書館

  • 2007年12月4日読了。「超」整理法の野口氏より、有効な時間管理のためのノウハウと、「超」整理手帳がいかに優れているかについて説明される。「8週間見開き可能なスケジュール表」「A4サイズ」というこの手帳最大の特徴は確かに使いやすそう。時間を可視化して使える時間がどれだけあるか認識した上でないと、それを有効に使うもクソもないということか。手帳には確実に実行していくToDo・スケジュールを記入し、メモはメモ帳にひたすら書きなぐるというのがこの人のスタイル。私はほぼ日手帳とA4ノートを併用しているが、これは全然別の思想によるものだなあ・・・。

  • 浦島太郎にならないように気をつけます。

著者プロフィール

1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業。64年大蔵省入省。72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て2017年9月より早稲田大学ビジネスファイナンス研究センター顧問。専攻はファイナンス理論、日本経済論。ベストセラー多数。Twitterアカウント:@yukionoguchi10

「2023年 『「超」整理手帳 スケジュール・シート スタンダード2024』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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