- Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062140935
感想・レビュー・書評
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装丁がすごくかわいい!!
読ませる。ウソっぽくない。楽しい。爽快。いい本だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私は田辺聖子さんの作品は比較的新しい作品を読んでいたので、
この作品はちょっと違うかんじ。
新しい作品とは少し感覚がちがくて、若くて青くて浅いかんじ。
年齢とともに感じ方がいいほうに変わっていったのだと思う。
昔はこういう恋愛感だったのか!
そういう道を通って後の作品ができたのか!と。
まだ恋愛に振り回されてる若い女のかんじが、
今の自分に近いです。
やっぱり続きが気になる。 -
【5/2-3】
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25年から30年くらい前に書かれた本ですが、
今の時代にも読める、楽しい恋愛小説。
3部作で、こちらは最初の1冊目。
「誌的生活」「苺をつぶしながら」と続きます。 -
愛してないのに気があう剛。初めての悦楽を教える大人の男、水野。恋、仕事。欲しいものは手にいれた、31歳の乃里子。でも、唯一心から愛した五郎にだけは、どうしても言い寄れない。田辺聖子「最高傑作」三部作。30年の時を経て復刊第1弾。
読む順番が違うけど、三部作の1作目。
これがいちばんおもしろかった。
ほんと、これ現代でも通じるから。女の気持ちがよく分かる。 -
「惚れた弱み」から「キズの痛み」までデザイナーの乃里子のまわりの3人の男たちとの痛快でちょっと悲しいお話。<BR>
<BR>強引でお金持ちを鼻にかけているが憎みきれない剛、おとなしく「言い寄って」くれない大好きな五郎、オトナな水野。う〜ん、みんなそれぞれいいんだけど、私はやっぱり水野さんが好き。はじめての恋人はどんな人?と聞けば、真顔で吐き捨てるように「わすれた・・」と言う。こんな人とっても好き!どうしようもなくオトナをかんじてしまう。続編が楽しみです。 -
30年も前の小説なのに、全然古びてなくて、凄いと思いました。30年前の女性も、今の女性も、なんら変わりなく恋をしていたんだなぁと思いました。そう思って、30年後の今の母を見たりして^m^同じ女なのだなぁと、今更思ったりして^m^
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図書館で借りて読みました。装丁が可愛かったから、最近出た本なのかなと思ったら(まあ、それは間違いでもなかったようですが)、再販だったのですね。確かに、関西弁の言い回しなど、いま風ではないような?と思っていたけれど、大阪ではこれぐらいなのかなと京都人の私は思ってしまいました。でも、人の気持ちの機微は何年たってもかわらないというか、気持ちがうまくやわらかい言葉で説明されていて、読んでいて気持ちよかったし、主人公のある種の冷静さや分析力に惚れ惚れしました。
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三部作の最初なのにまだ読んでない…
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08.1.20読了