吉村和敏 PHOTO BOX プリンス・エドワード島 七つの物語 (講談社 ART BOX)

著者 :
  • 講談社
4.43
  • (33)
  • (12)
  • (8)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 131
感想 : 16
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062147224

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 昨年一緒にPEIを訪れた母が買っていた本。
    村岡花子さんの翻訳本を出版当時にリアルタイムで読んでいて、長年島に憧れていた母。母の影響で赤毛のアンを読み、私自身も子供の頃から憧れていたPEIは、実際に訪れてみると思っていたよりも更に美しい島で、木々や植物や空や海に囲まれ、風を感じて、大げさかもしれないけれど、魂までのびのび解放されていくように思えた。島で過ごした時間は、まさに夢のようだった。
    そんな美しい島の風景を切り取った写真集で、あの爽やかな空気を感じることができたし、心があの時間に戻っていくのを感じることができた。日常のストレスに対して、支えになるような一冊だと思う。

著者プロフィール

吉村 和敏
1967年、長野県松本市で生まれる。県立田川高校卒業後、東京の印刷会社で働く。退社後、1年間のカナダ暮らしをきっかけに写真家としてデビュー。東京を拠点に世界各国、国内各地を巡る旅を続けながら、自ら決めたテーマを長い年月にわたって丹念に取材し、作品集として発表し続けている。光や影や風を繊細に捉えた風景作品、地元の人の息づかいや感情が伝わってくる人物写真は人気が高く、全国各地で開催されている個展には、多くのファンが足を運ぶ。近年は雑誌の連載やエッセイ集の出版など、文章による表現の幅も広げている。2003年カナダメディア賞大賞受賞 2007年日本写真協会賞新人賞受賞 2015年東川賞特別作家賞受賞

「2023年 『美しい世界をめぐる旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

吉村和敏の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×