- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062155205
感想・レビュー・書評
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最終巻。一応、一段落ついたものの、これからって感じもする終わり方。特に、ソニン。余計な感情を持たないよう育てられてきた少女が、自分のやりたいことを口にできるようになるまでの成長譚としてはよいのだけど、エピローグでもいいから、も少し先のソニンを見たかったかな。とはいえ、全5巻、楽しませてもらいました。
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最終巻。大きく予想外になることもない、綺麗な終わり方。外伝もあるらしいので、読んでみたい。
2015/11/10 -
児童書なのに各国の争いを中心に物語が進んでいく
決定的な大団円ではないし
お決まりのハッピーエンドにならないところに
作者の強い意思が見える -
シリーズ完結
三国の王子王女たち、元・巫女ソニン
うまくまとまったな、と -
【図書館本】完結巻。正直物足りない。それは多分、次代を担うイウォル・クワン・イェラが仲良く手を取り合うところを想っていたからだろう。その一歩手前で止まっているので寂しさはある。
ソニンが夢見でではなく、リアルに飛び回ることになるとは……。多くのことを見聞し、自分のものにした時のソニンは頼もしいだろう。最強の仲間もいることだし、国が一つになるんだろうな。
ソニンの一生懸命さが胸を打つスリーズだった。 -
【心に響いた言葉】
運命に選ばれるのではなく、自分で選び取った運命を生きていく人間なのだから -
児童書だけど大人でも十分読める。各国の王子・王女達がすごく魅力的。そんな人たちに囲まれた元巫女ソニンの成長の物語。