from4782さんの感想
2013年8月10日
読みやすく面白かったが、読後感はイマイチだった。
ハムテルさんの感想
2011年9月28日
山奥の別荘にて別居していた亭主は不倫をしていたが 妻が乗り込んできて不倫女はつまみ出されてしまう。 急遽、行場のなくなった女は向かい側の家に住む 独り身の男のもとに助けを求め駆け込む。 ごく普通の男の人生に、とんでもない女がクロスする。 女の本当の正体がクネクネと分からないまま事態は進行する。 読み終わっても、なお「もしかして、この女って、、」と さまざまな仮説をたててしまうのであります。
1950年福井県生まれ。早稲田大学文学部中退。パリ滞在中エール・フランスに勤務。76年『野望のラビリンス』で小説デビュー。95年『鋼鉄の騎士』で第48回日本推理作家協会賞長編部門、第13回日本冒険小説協会大賞特別賞をダブル受賞。その後恋愛小説へも作品の幅を拡げ、99年『求愛』で第6回島清恋愛文学賞、2001年『愛の領分』で第125回直木賞受賞。17年には『大雪物語』で第51回吉川英治文学賞を受賞した。その他『タフガイ』『わかって下さい』『彼女の恐喝』など著書多数。2020年逝去。 「2021年 『ブルーブラッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」