決定版 心をそだてる 松谷みよ子の日本の神話 (決定版101シリーズ)
- 講談社 (2010年10月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062165242
感想・レビュー・書評
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小さい子向けに書かれた内容だけど基本的な所がしっかりと分かって面白い。
正月の鏡餅は稲の魂のシンボルなんだそうな。
ヤマトタケルの遍歴はなかなかドラマチック。
とりあえずは横須賀の走水神社、三重に行った際は能煩野に行ってみたいね~。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読み聞かせのバリエーションのひとつとして。
私はわりと好きなので良く知ってるのだけど、夫があまり知らないので、面白いかな?と思って。
でも二歳四ヶ月だと、まだ早いと思うけど。
ヤマタノオロチと天の岩戸を読んだけど、こどもはわりと聞いてた。意外。
絵が大きいからかなー?
言葉の流れが良いので読みやすいと思う。
やっぱり童話作家さんだからかなと思った。
松谷みよ子さん好きなので良かった。
ミニコラムが面白い。
でも、人名のカタカナが時々読みにくい。
でも漢字にフリガナだと、それはそれでこどもが読みにくいもんね。
仕方ない。 -
自分でもすいすい読書するようになってから、しばらく読み聞かせをしなくなってしまっていた6才の長男に、自分では読まなさそうな本を、読み聞かせしてみるのも悪くなかろうと思い、最初に選んだのがこの本だった。
うちの奥さんが神話好きで、子どもの頃に読んでよかったと聞いていたのもあり、また僕自身も、大塚英志の影響で物語論を学んだことで、「神話こそ物語の原型だ」と中身も知らずに思うようになっていたから、寝る前の10分程度、試しに読んでみることにした。そしたら、子どもにはなかなか好評で、結局その後ずっと各国の神話を読んでみようということになった。これがその第一弾になったわけだ。文章は読みやすく、関係のあるお話が順番に並んでいることもあって、毎晩少しずつ読むのにはとても良かった。読んでから数か月して、ふと思い出して中身についてたずねてみると、僕自身よりもはるかによく覚えているようなので、さすがにインパクトがあるんだなあと思った。他の本についても同様に後から中身をたずねてみたことがあるが、こんなによく覚えているものは滅多にないだろう。そういえば最近も「もじぴったん」という日本語版スクラブルのようなゲームを一緒にやっていたら、彼が「すさのお」という言葉を作ったので驚かされた。 -
本好きのお友達から紹介してもらいました。
「古事記」と聞くと「日本史?」みたいな反応ですが、
一つ一つのお話は、ユニークで興味深いものが多いです。
童話でもなく、寓話でもない「神話」を読んでみるのも
楽しいですね。
低学年から楽しめると思います。