- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062176323
感想・レビュー・書評
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ホラーミステリーですね。前作の「幻想郵便局」の真理子さんが幸せそうで良かった。前作で怨霊を無事卒業しましたしね。
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面白かったです。前作の登場人物がちらりとカメオ出演(?)してるのも効果がある気がしました。引き続いて登場している彼女はとてもいい味出してます。
今回の女性の語り口も面白く、新鮮な語り口のように感じました。もう少し一人しりとりがストーリーにグワッと絡んでくるとよかったでしょうか。
最後は思いがけなくホラーでしたが、もうそれはそれでよい締めくくりかと思います。
この作家、もう少し続けて読んでみたいです。 -
この前読んだ幻想郵便局が良かったので、こちらも読んでみました。
今度は、不思議な映画館。
登場人物なんかはかぶっていなくて(真理子さん除く)まったく別のお話になっています。
個人的には、郵便局の方が好みでした。 -
前作の『幻想郵便局』が気に入ったので第2弾も手に取ってみました。
前作同様、ファンタジー色が強くそこが好みの分かれるところかも。
でも読んでいて画が浮かんで、それがとっても鮮やかな色で映画「パコと魔法の絵本」世界観に似てるのかも。
前作とちょっとしたつながりがあるところもよかった。
【シリトリが特技の古風な高校生、スミレは駅裏商店街の映画館に迷い込んだ。映写技師の有働に一目惚れしたスミレは、両親に頼み込み、映画館でアルバイトを始めることに。『走馬灯』の上映を観てしまった翌日、スクリーンが何者かに破られていた。父の浮気、スミレの悩み、そして映画館の謎。まるく収まるか、大惨事か?―。 】 -
幻想郵便局とリンクするところがある。話の雰囲気も少し似ている気がする。
2013/12/26 -
幽霊が見える女子高生と幽霊の集まる映画館の話。
内容的には☆3.5くらい。
幻想郵便局といろいろリンクしているのが楽しかった。
主人公の女の子は相変わらずどこか抜けているので怖い話のはずなのにあまり怖く感じない作品。
「全ての人と簡単に判り合えるなんて、思わないことですよ。いずれお互い、今とは別の気持ちになることもあるでしょうよ」 -
東洋経済かエコノミストで紹介されていたので読んでみた。
ファンタジーかと思いきや、結構怖い。謎解きは結構面白かった!エンディングは切ない。
最後の一文がすごく素敵に締められていたと思う。
ラストでのしりとりとか、主人公の恋しっぷりがかわいい。