- Amazon.co.jp ・本 (434ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062187008
感想・レビュー・書評
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瀬戸内への郷土愛はとても感じましたが、いろいろ詰め込みすぎたかな、という印象。メインテーマが何なのか曖昧なまま。
私が島田荘司に期待する本格ミステリでは無かった。
・小坂井の半生をあそこまで描く必要あった?
・小坂井、洋子サイドの事件の概要は容易に想像がつく。
・福島出して欲しくなかった。その文脈要る?
・カルトについてもうちょい掘り下げて問題提起があるのかな?と思いきや あまりそちらには踏み込まず…
・パクの動機が表面的過ぎない?
と読後モヤモヤ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
上巻に比べて下巻が面白くないのは、子どもが死んでいるから。
しかも、二人も。
女を悪く表現するために、わざとやっていないか?
不快で、いやだった。
そもそも、福島を出す必要あったのか?
1993年当時に被爆していた可能性をにおわすような表現って、必要だったのか?
というわけで、星は二つ。 -
…うーん?主眼が曖昧。頑張って書いてくださったのかな?という感じで…時々往来の、っぽさが垣間見えはしたんだけど。
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漫画の原作という感じ。
引き込まれる要素もあるが、終わってみたら、結局なんだったんだという感じ。
読んでいて、自然と話が結びついていくというよりは、あっちこっちからかき集めて、つじつま合わせしている感じ。
そのつじつま合わせのような話を、推理力で解いていく主人公も、ちょっと現実感がとぼしい。
まあ、とにかく、民間人にこき使われる警察が悲しすぎる。
このシリーズが好きな方なら、という感じ。 -
身近な瀬戸内の海について目から鱗の感じ。懐かしい御手洗さんと石岡くんにも会えた。必死になる御手洗さんはレアな気がするなぁ…。今になって歴史の面白さがわかってきたかも。映画になるとスペクタクルで面白そうだ。
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ここは星籠の海だ
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島田さん昔のキレがない
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御手洗も真相が分かってから、推理を披露してもなあ・・。書く順序が逆ではないいかと・・。
登場人物に魅力がないので印象にのこらなかった。
特に女子教授はハナについた。最初の女優志望のキャラのみが最も尖っていて、面白くなりそう、という感じだったが・・まったく本筋には関係がなかった。
読みやすかったのはよかった・・かな。
図書館で十分です。