月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062550727

感想・レビュー・書評

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  • 陽子が景王だとわかるあたりの延王とのやりとり、楽俊との友情がたまらない…
    ぶわーーっと開けていく快感。
    ページを繰る手が止まらない!

  • 辛く謎が多かった上巻から、全ての謎が解けた下巻。
    ここからが十二国記の始まりといえる本。
    楽俊も延王も好きだったなぁと思い出す。

  • 18年ぶりの再読。
    楽俊、楽俊会いたかったよぅ…!ほたほた、しおしお。
    上巻を経て楽俊に出会った陽子は、人としてずいぶんと成長した。
    この本に出会ってから、自分の中の核が増えたように思う。人に裏切られることと、自分が他人を信じることは関係のないことだったんだ。
    しゃべれない景麒がすりすりしてくるのがかわいい。
    名言、名場面がいくつもある巻。

  • 再読。

    そうだ、こんな感じだった。
    陽子ちゃん激変するのよ。
    そして…黒麒麟

    次作「風の海 迷宮の岸」にすぐ行きたいところだけれど、前回先に読んでおいたらよかったかも?と思った「魔性の子」に続こう

  • 再読

  • ひたすら楽俊に癒やされる。陽子のスキルもどんどん上がる。少し前までどこにでもいる八方美人な女子高生だったのに。王の重責を理解するからこそ卑屈ではなく無理だと思う。延王とのやり取りもすでに普通の女子高生じゃない。景麒は麒麟の姿で得してるよなーあれかわいいもん。上巻であんな空気読まない言動して(私だってこんな主人は願い下げだとか!)主放置してても麒麟の姿で甘え(ているわけではないのだが)られたら絆されてしまう。ずるい。人の形になったらとりあえず一発平手打ちされてほしい。獣姿はもふらせてほしい。

  • 一気読み。陽子の強く成長していく様がかっこいい反面、人間らしさがよく表現されていると思う。景麒好きだなー。

  • 2019/8/6

  • 内容紹介
    「私を異界(ここ)へ喚(よ)んだのは、誰!?」
    海に映る月影をぬけ、ここへ連れてこられた陽子に、妖魔は容赦(ようしゃ)なく襲いかかり、人もまた、陽子を裏切る。
    試練に身も心も傷つく陽子を救ったのは、信じることを教えてくれた「ただひとり」の友──楽俊(らくしゅん)。ひとりぼっちの旅は、ふたりになった。
    しかし、“なぜ、陽子が異界(ここ)へ喚ばれたのか?なぜ、命を狙われるのか?”その真相が明かされたとき、陽子は、とてつもない決断を迫られる!

  • ただページを捲ること以外の全てが消え失せる。
    この物語の力、作家の力。読めて幸せ者です。

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著者プロフィール

大分県出身。講談社X文庫ティーンズハートでデビュー。代表作に『悪霊シリーズ』 『十二国記シリーズ』『東亰異問』『屍鬼』など。重厚な世界観、繊細な人物描写、 怒濤の展開のホラー・ミステリー作品で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『悪夢の棲む家 ゴーストハント(1)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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