月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)
- 講談社 (1992年7月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062550727
感想・レビュー・書評
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辛く謎が多かった上巻から、全ての謎が解けた下巻。
ここからが十二国記の始まりといえる本。
楽俊も延王も好きだったなぁと思い出す。 -
18年ぶりの再読。
楽俊、楽俊会いたかったよぅ…!ほたほた、しおしお。
上巻を経て楽俊に出会った陽子は、人としてずいぶんと成長した。
この本に出会ってから、自分の中の核が増えたように思う。人に裏切られることと、自分が他人を信じることは関係のないことだったんだ。
しゃべれない景麒がすりすりしてくるのがかわいい。
名言、名場面がいくつもある巻。 -
再読。
そうだ、こんな感じだった。
陽子ちゃん激変するのよ。
そして…黒麒麟
次作「風の海 迷宮の岸」にすぐ行きたいところだけれど、前回先に読んでおいたらよかったかも?と思った「魔性の子」に続こう -
再読
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一気読み。陽子の強く成長していく様がかっこいい反面、人間らしさがよく表現されていると思う。景麒好きだなー。
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2019/8/6
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内容紹介
「私を異界(ここ)へ喚(よ)んだのは、誰!?」
海に映る月影をぬけ、ここへ連れてこられた陽子に、妖魔は容赦(ようしゃ)なく襲いかかり、人もまた、陽子を裏切る。
試練に身も心も傷つく陽子を救ったのは、信じることを教えてくれた「ただひとり」の友──楽俊(らくしゅん)。ひとりぼっちの旅は、ふたりになった。
しかし、“なぜ、陽子が異界(ここ)へ喚ばれたのか?なぜ、命を狙われるのか?”その真相が明かされたとき、陽子は、とてつもない決断を迫られる! -
ただページを捲ること以外の全てが消え失せる。
この物語の力、作家の力。読めて幸せ者です。