マンガ菜根譚・世説新語の思想 (講談社+α文庫)

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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062562508

感想・レビュー・書評

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  • 『菜根譚』は明の時代に書かれた思想書です。中国の伝統的な儒教・老荘思想に仏教のエッセンスを混ぜ合わせた大変“豪華”な本。処世術の本として長らく愛読されてきた本です。『世説新語』は魏晋南北朝時代に活躍した名士たちの逸話集と考えていただければいいでしょう。

  • 父から譲り受けました。数ページ読んだら飽きてしまって・・・。父は「清らかな心を欲するのならこれだ!」と強く推しておりましたがね。汚物一杯で心の淀んでおられる方に無償譲渡致します☆

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  • 読破しました。
    とてもすばらしい本でした。
    菜根譚の部分はがむしゃらに生きていく若い時代にためになる寓話ではなく、人づきあいを大切にしていく、壮年期においてためになるお話でした。
    世説新語の部分は、三国時代の魏、その後の晋の暗黒政治下の武将や竹林の七賢等のエピソードがつづられており、難局をどう乗り切るのかが寓意されており、たいへん興味深く思いました。
    中国の思想にさらに興味を持つきっかけになりました。

  • 【メモ】
    ・菜根譚:通俗的な処世訓を、三教一致の立場から説く思想書。
    ・世説新語:後漢末から東晋までの著名人の逸話を集めた小説集。

  • 菜根譚・世説新語の思想を読んだ。
    禅の思想、老荘の思想など、好きなシリーズ。

    菜根譚は老荘の思想に通じた考え方で、またいい言葉を沢山見つけた。
    久々に読書をしたけど、やっぱり大事だ。
    また時間を作って、読書を続けよう。
    あと、自省する時間を作ろう。
    色々学び、考え、実際の生活に役立て、実践していこう。


    世間を狭くしているのは‥

    歳月は本来、悠久なものだ
    それなのに忙しく動きまわって短くしている

    天地は本来、広々としたのものだ
    それなのに卑小な人間が狭くしている

    風花雪月は本来、優雅なものだ
    それなのに余計な気遣いをして煩わしいものにしている

    心が欲でいっぱいだと、精神は肉体の奴隷となる
    人生の目的は名利なんかではないだろう?


    生の喜びを知れ

    天地は永久に存在するが、この身は二度と得られない
    人生百年、あっという間に過ぎ去ってしまう

    生まれたからには生きる楽しみを自覚せよ
    同時にむだに過ごすことに不安を覚えよ


    無弦の琴の音に耳を傾けよ

    文字で書いた書物は読めても、
    文字の無い書物があることに気づかない。
    山水も書物であるし、囲碁や酒、花や月田って書物なのだ。

    有弦の琴は弾けても、
    天地の間に無弦のことがあることに気づかない。
    その心があれば、天地に鳴り響く音楽が聴こえる。

    形なきものの妙なる調べを解さないようでは、書物や琴の楽しみはわからない

    心で見、心で聴くならば、
    天地の間の至る所に文字なき書物、
    無弦の琴の音を見出せるのさ


    至楽は無楽なり


    True wisdom comes to each of us when we realize how little we understand about life, ourselves, and the world around us.

  • 菜根譚は、苦労人が苦心の末に悟った言葉が多い…ような印象。もしくは苦労人がその時々の立場から世の中を見た時の出世術や自然の感じ方をシンプルな言葉にしたような印象も受けた。
    世説新語は、様々な有識者の言動を示しているものらしいんだけど、その中でも為になる言葉は多いと思う。
    この2つは、また年齢を重ねた後に読むとさらに深みが増すんだと思う。数年後に再読してみて、何を感じるかが楽しみ。

    【菜根譚】
    p.34 真の味わいは淡白にあり / p.40 まず一歩退くこと / p.55 持てる幸せ、持たざる幸せ / p.60 将来の起こりうる失敗に備えよ / p.65 生の喜びを知れ / p.78 眠りの前後に自省せよ / p.85 人と比べるなかれ / p.107 ボロ屋の軒先でも月は楽しめる / p.129 心の動揺が疑心暗鬼を生む / p.151 水滴、岩を穿つ / p.157 水に映る月影
    【世説新語】
    p.175 謝安の教育法 / p.193 七歩の才 / p.209 友の我を知るは、我の己を知るに勝る / p.212 牛と馬 / p.218 善人は寡黙 / p.223 「合」という字のなぞなぞ / p.227 太陽は長安より近い? / p.264 笛を所望する / p.278 断腸の思い / p.287 由って来たる所を知らず

  • 080217

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