拷問遊園地 (講談社文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062635431

感想・レビュー・書評

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  • 2009/7/19 チェック済み

  • ジェットコースターを拷問に使ったらいけませんよ。

  • 長編。シリーズ第五弾!!

    今回は、取引の仲介人としてとある品の受け渡しをすることになった隆君。しかしそれはとてつもない取引だった!!依頼人は行方不明となり、この事件の調査に乗り出す冴木親子だが、隆君は謎の男たちに拉致され、恐怖の拷問を受けることに!!どうなる、隆君!?

    このシリーズも大好きだったのに、今回で完結?みたいな感じでした。しかし、「帰ってきたアルバイト探偵」で、タイトル通り帰ってきてるので、また冴木親子の活躍を見られる日がくるかも!?(’-’*)

  • 隆が前作に比べて成長しているような気がしました。いつもながら、1日もかからずに読んでしまいました。

  • <pre><font size="2" color="gray" face="Georgia">シリーズ5作目。
    続けて書いてると何が何だか(苦笑
    タイトルも何か怖いし。
    拷問と遊園地って<img src="http://rumi.babymilk.jp/blog.kao11.gif" border="0">


    コレは少し重い。
    これまでの作品では、どんなピンチに陥っても
    冗談を飛ばしながら、ノリで切り抜けてきたリュウ君だけど
    生まれて初めて冗談を飛ばす余裕もなくなるような恐怖にさらされます。
    絶体絶命の危機に陥ってしまう!
    辛うじて命は永らえたものの、男として耐え難い屈辱を受け
    精神的に<font color="red">「殺された」</font>と表現するほど大きなダメージを受けたリュウ君が
    絶望の淵から立ち上がり、男の誇りを取り戻すために戦う。
    今回の敵は、政界・財界に太いパイプをもつ右翼のじぃさまで
    例によって涼介親父とは、昔に一悶着あったらしい^^;


    最初はコメディー色が強かったこのシリーズも、徐々にハードボイルドらしさが出てきます。
    デモ、このシリーズはこの<font color="#7BFA96">【拷問遊園地】</font>で一旦終了。
    今は<font color="#7BFA96">【帰ってきたアルバイト探偵】</font>で再開してますが
    まだ文庫化されてません。
    だからちょっとお預け状態。
    読みたいなぁ〜(笑

  • 拷問遊園地???
    なんか怖そうなタイトル。
    そりゃ、怖いでしょ。
    未完成のジェットコースターに乗せらたら。
    レールが最後まで出来ていないなんて、隆くんかわいそう

  • 前回のヘリ以来、ジェットコースターが駄目になった隆。
    しかし、次なる敵は隆を、未完成の遊園地で拷問にかける。拷問に耐えきれず、赤ん坊や康子たちを危険にさらしてしまった隆−ちゃらんぽらんな、どこにでも居るような高校生だった隆が、ぐっと成長する一作。

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著者プロフィール

1956年愛知県名古屋市生まれ。慶応義塾大学中退。1979年に小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞しデビュー。1986年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門受賞。1994年には『無間人形 新宿鮫IV』直木賞を受賞した。2001年『心では重すぎる』で日本冒険小説協会大賞、2002年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞を連続受賞。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年には日本ミステリー文学大賞受賞。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞、2022年には紫綬褒章を受章した。


「2023年 『悪魔には悪魔を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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