ライン (講談社文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062636339

感想・レビュー・書評

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  • ネット社会に馴れ親しんだ若者たちに警鐘を促すような殺人事件。

    オンライン上、向こう側にいる人は実はあなたの隣人かもしれないし、殺人犯かもしれない。

    ネット上の女に群がる男たちを殺したのは、いったい誰?

  • 二転三転、なかなか楽しませてくれました。

  • 中学のとき、おともだちが貸してくれた本。
    あんまりはまらなかった。

  • パソコン通信時代の話。
    昔は画面の向こう側とは電話線でつながっている感じが強かったけど、今は無線LANになってラインという感じは薄くなったかも。

    現実生活とパソコンの中の仮想生活のはざまで揺れる三浪生の話。

  • 心情がよく描かれてるとはおもうけど、最後はあまり納得できないなぁ。

  • 主人公・小田切薫。
    オンライン通信・チャット。
    薫と関わった人が次々と殺害される。

    今は当たり前のようにPCが普及してオンライン通信とか日常的になって便利な社会になったけど、様々なトラブルが起こっているのも事実だね。

  • 2010.04.09

  • チャットルームのアイドルKahoru。言葉だけのやり取りなのに、彼女に恋しちゃう人が続出。

    ちょーっとチャットルームっていうところがすでに時代を感じさせる内容だった。モデム付きのワープロが出てきた頃。って私の大学生時代か?!

  • 一本の線だけで結ばれている、宙に浮かんだような若者たち。
    深夜のパソコン通信に嵌る小田切薫の周りで次々殺人事件が起こる。
    それぞれの道を歩む高校の同級生たちは、友情と嫉妬が複雑に絡み合い……。
    オンライン社会の若者の心の揺れを描く、直木賞作家の傑作ミステリー。
    (『パソコン通信殺人事件』改題)

    10年以上も前の作品。その時代に読めば感想が違うかもしれないが、今読んで移入するのは難しい。

  • インターネットのチャットで人気者の女性、KAHORUは実は男の浪人生。
    現実で待ち合わせた男性が殺されて・・・

    これは文章が少し読み辛かった

    ラストは、少し希望のある感じで終わったから救われたかな

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。88年『幸福な朝食』が第1回日本推理サスペンス大賞優秀作となる。96年『凍える牙』で第115回直木賞、2011年『地のはてから』で第6回中央公論文芸賞、2016年『水曜日の凱歌』で第66回芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞。主な著書に、『ライン』『鍵』『鎖』『不発弾』『火のみち』『風の墓碑銘(エピタフ)』『ウツボカズラの夢』『ミャンマー 失われるアジアのふるさと』『犯意』『ニサッタ、ニサッタ』『自白 刑事・土門功太朗』『すれ違う背中を』『禁猟区』『旅の闇にとける』『美麗島紀行』『ビジュアル年表 台湾統治五十年』『いちばん長い夜に』『新釈 にっぽん昔話』『それは秘密の』『六月の雪』など多数。

「2022年 『チーム・オベリベリ (下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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