パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 24719
感想 : 1863
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  • Amazon.co.jp ・本 (450ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062637251

感想・レビュー・書評

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  • 友人のおすすめで、パラレルワールドラブストーリー系だよって言われて読見ました。
    序盤二つの世界軸が交差して、主人公はパラレルワールドという世界を展開して、どの様に話を進んでいくのかとドキドキしながら見てました。
    読後に、パラレルワールド、、か、、??ってなりましたってのがまず第一の感想です。
    世界軸は一つで、主人公は記憶を改竄、いや別の記憶をインプットしドミノ式で記憶をいい様に因果関係を構築するという実験をし、そこで二つの記憶が生まれるというものでした。
    恋のために親友との友情を取るというタカシに嫌悪感を抱く一方、友情だけは壊したくないという智彦。しかし智彦も初めての、さらにこれからこの先も、一度しかない恋を諦めきれないというこの構図がちょっと私にはしんどかったです。泣
    記憶を変えてまで無くしたくない関係性、に反して関係を壊してまで残す記憶どちらを取るかという選択肢が最後にありました。
    私は学生時代の若いうちなら、後者で、大人になってからでは前者かなと思いました。
    主人公である、崇史の年齢が30手前であるということで、これからの関係性の構築は難しい様に思えると同様に私も思うからです。

  • 辛くて苦しい嫌な過去の記憶を改変出来るとしたら楽に生きれるんだろうな。そんな装置があったら是非とも受けたいわ!って思うのだけれど。
    どんな終わり方するんだろうと楽しく読んでいたけど、これで終わり!?というような終わり方だった。何も解決してないからすっきりしない。東野圭吾らしくないような、うーん(^_^;)

  • 2022年/13冊目

    #パラレルワールドラブストーリー
    #東野圭吾

  • 難しかった。
    読んでくうちに、モヤモヤが晴れそう、、?って気持ちになったけど ラストを読んでも対してすっきりしなかった。
    読解力の問題かな。

  • ラブストーリーという言葉からは想像も出来ない話
    混乱しながら整理されていく話の展開
    あっと言う間に読み終わった

  • 何とも切ないラブストーリー
    友情か恋人か…
    私も主人公と同じように友人を裏切って恋人を取っていただろうな。

  • 現実とパラレルワールドの2つの時間が交差しながら進んでいくストーリー。。結末が分からなくて最後まで一気に読んでしまいました。最後色々なことが分かっていく話の作り方が素晴らしいなと思いました

  • お、面白かった……!!!それしか言えない。
    次々と浮上する謎、矛盾、この先どうなるんだろうという気持ちでページをめくる手が止まらない。
    そして最後の最後、三輪の決意に心揺さぶられ……凄い作品だと思いました。おすすめです。

  • 東野作にいつも思うことだけれど、女性にあまり魅力を感じない...。なんでだろう。

    今作は特に、主人公とヒロインには少し辟易しました。
    ラストも展開から想像はついていて読み進めたのですが、主人公の親友に心動かされたので、☆3つに。

  • ハッピーターンくらい止まらなくなった。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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