孟嘗君(4) (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062639040

感想・レビュー・書評

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  • ようやっと主人公が交代、といった感じでしょうか。聞いたことのある話がちらほらと出てきてその部分の愉しさも相俟って、一気に読めます。

  • 2巻までの主人公(?)風洪は白圭と改名して商人になり周へ旅立った。<br>
    その転機に孟嘗君は兵法に長けた孫&#33231;に導かれ、実の父田嬰の息子として認められて斉で過ごす。<br>
    今回は斉が舞台。この斉の国では宰相を中心に佞臣が暗躍し始め、田文らは彼らの討伐に乗り出す・・・!!<br>
    え〜、背景はいろいろとあって説明が難しいですが、田文がようやく活躍してきます!恋にも芽生えます(笑)!!<br>
    というわけで、田文や孫子、田嬰らの活躍にどきどきわくわくしました♪

  • 馬陵(ばりょう)の戦いで、斉(せい)は魏(ぎ)に大勝するが、斉王の周囲で佞臣(ねいしん)が暗躍を強める。田嬰(でんえい)・田文(でんぶん)父子は、有能な食客たちの力も使って必死に対決する。周で商人として成功し、仁愛の事業を進める白圭(はくけい)を訪ねた田文は、そこで哀しい美女洛芭(らくは)を知る。戦国時代も半ば、次第に英傑の稟性(ひんせい)を示しはじめた田文は27歳になった
    <br>
    【感想】
    http://plaza.rakuten.co.jp/tarotadasuke/diary/200505150000/

  • 戦国時代、斉・魏・秦の宰相になった「孟嘗君」を書いた作品なり。
    戦国時代の中にいて国よりも人間を愛した孟嘗君の仁と義の心を味わっていただきたいなり。

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著者プロフィール

宮城谷昌光
1945(昭和20)年、愛知県蒲郡市生れ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。91(平成3)年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。94年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、2000年、第三回司馬遼太郎賞、01年『子産』で吉川英治文学賞、04年菊池寛賞を受賞。同年『宮城谷昌光全集』全21巻(文藝春秋)が完結した。他の著書に『奇貨居くべし』『三国志』『草原の風』『劉邦』『呉越春秋 湖底の城』など多数。

「2022年 『馬上の星 小説・馬援伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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