No.6〔ナンバーシックス〕 #4 (YA!ENTERTAINMENT)
- 講談社 (2005年8月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062693585
感想・レビュー・書評
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さらわれた沙布はどうなってしまうのだろう。
紫苑たちが間に合えばいいのだけどと思った。 -
ネズミが紫苑を少し見直し、同時に、自分は今までこいつを本当には理解していなかったんじゃないか、と恐れに近い気持ちを抱くようになる。紫苑自身はいつもどおり天然で真っ正直なんだけど。二人の関係が少しずつ変化していく。
ネズミに起きた異変が気になる。
No.6の実態がさらに明らかになってきた。すべての住民の情報がその日の行動までも含めて管理されているというのも恐ろしいが、住民が想像したり夢の話をしたりすることを忌み嫌うという点が印象的だった。よけいなことを考えるな、ということだろうか。すべてを管理し支配するためにはそのほうが都合がいいに違いない。
そこから脱し、自由に感じ、考えるようになった紫苑が、もうNo.6には戻りたくないと思うのは「生きる」とはどういうことかを知ったからだろう。
矯正施設に入り込んだネズミと紫苑になにが待ち受けているのか、次の巻もハラハラドキドキ。 -
あっという間に読み終わりました。
これからっという時に、続きが、図書館から借りられていた。。しばらく、我慢。。違う本を読むとします。 -
あの台風の日に窓を開けただけなのに、それで二人が出会ってここまで絆を深くしてきたのかと思うとちょっと感動する。
特にネズミが、自分以外の誰かの存在を案じ、信頼するなんてイヌカシとかからすれば信じられないんだろうなぁ。
そういえばイヌカシってやっぱり…? -
もう!仕草の細かい描写がたまらないです。
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各章冒頭部のセリフが内容とすごくマッチしているとなんか嬉しいです
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ネズミが紫苑に助けを求めた。
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『デカメロン物語』 ボッカチオ 野上素一訳
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