No.6〔ナンバーシックス〕 #4 (YA!ENTERTAINMENT)

  • 講談社
3.75
  • (308)
  • (231)
  • (575)
  • (9)
  • (0)
本棚登録 : 2112
感想 : 145
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062693585

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 沙布を助けるために、紫苑とネズミはNO.6の高官・富良を捕らえて矯正施設の情報を手に入れる。ネズミはそのやり取りをイヌカシに『北風と太陽』のようだと揶揄される。

    NO.6に戻った富良は矯正施設で殺人バチの実験台にされ死亡。「人狩り」が始まり、紫苑とネズミは矯正施設に連行される。

    かなり物語が動き出しました。5巻は矯正施設かな?楽しみです。

  • うーーーん前半の冨良とのやり取りがなんともいえない
    冨良さん、のちのち味方になってくれるのかななんて期待していただけにちょっとショックでしたね


    紫苑の知らない一面を見てしまって動揺しているネズミにちょっとドキッとしてしまいました
    これが今後どのよのように作用されていくのか楽しみです

    "きみという他者なしに、ぼくは生きられない。"

    この一文がたまらなく好きです。

  • さらわれた沙布はどうなってしまうのだろう。
    紫苑たちが間に合えばいいのだけどと思った。

  • ネズミが紫苑を少し見直し、同時に、自分は今までこいつを本当には理解していなかったんじゃないか、と恐れに近い気持ちを抱くようになる。紫苑自身はいつもどおり天然で真っ正直なんだけど。二人の関係が少しずつ変化していく。
    ネズミに起きた異変が気になる。

    No.6の実態がさらに明らかになってきた。すべての住民の情報がその日の行動までも含めて管理されているというのも恐ろしいが、住民が想像したり夢の話をしたりすることを忌み嫌うという点が印象的だった。よけいなことを考えるな、ということだろうか。すべてを管理し支配するためにはそのほうが都合がいいに違いない。
    そこから脱し、自由に感じ、考えるようになった紫苑が、もうNo.6には戻りたくないと思うのは「生きる」とはどういうことかを知ったからだろう。

    矯正施設に入り込んだネズミと紫苑になにが待ち受けているのか、次の巻もハラハラドキドキ。

  • あっという間に読み終わりました。
    これからっという時に、続きが、図書館から借りられていた。。しばらく、我慢。。違う本を読むとします。

  • あの台風の日に窓を開けただけなのに、それで二人が出会ってここまで絆を深くしてきたのかと思うとちょっと感動する。
    特にネズミが、自分以外の誰かの存在を案じ、信頼するなんてイヌカシとかからすれば信じられないんだろうなぁ。

    そういえばイヌカシってやっぱり…?

  • もう!仕草の細かい描写がたまらないです。

  • いやーイヌカシが女の子だったとは、思いもしなかった・・・。
    なんだかネズミ大丈夫か?不安だ。
    いきなり倒れるし。
    あの虫となにか関係あるのか?
    あーこわいよー不安だよー。
    矯正施設突入!
    離れるなよ、といってもそれができるのか?

    そしてネズミの紫苑に対する不安ももやもやするー。
    なんだ、なんの伏線なんだ、これ?
    変わるかもしれないって・・・・うわーほんともやもやする~!

  • 各章冒頭部のセリフが内容とすごくマッチしているとなんか嬉しいです

  • ネズミが紫苑に助けを求めた。

    『世界文学全集 リヤ王』三神勲訳 河出書房新社
    『手塚治虫名作集 17 グランドール』 集英社文庫
    『デカメロン物語』 ボッカチオ 野上素一訳
    『中国の神話』 リス族の創世記 君島久子

著者プロフィール

岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞、2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。著書に『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ、『THE MANZAI』シリーズ、『白兎』シリーズなど多数。児童小説から時代劇まで意欲的な執筆活動で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『NO.6〔ナンバーシックス〕(8)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

あさのあつこの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
伊坂 幸太郎
あさの あつこ
ZOO
乙一
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×