- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062730648
感想・レビュー・書評
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リレー形式で繋がっていく短編集。
誰もが持ってる秘密の大きさはソレゾレ。
秘密の1つや2つくらい、誰にでもあるよねぇ( ´艸`)
まぁ、ココに出てくる人達より歪みはマシやとは思いたいけど(笑)
☆爪を塗る女
☆悔いる男
☆花を枯らす
☆母の曲
☆赫い雨
☆従姉殺し
☆夜話す女
☆祈り
☆小指
☆夢の女
☆帰宅
☆二人の秘密詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんかねっとり。
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たぶん二回目。ワイドショー的感覚で読める本。
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この人の小説にはいつまでもバブルというか一昔前の空気感が漂う。
一つ目のお話の登場人物の一人が次のお話の主人公になってつながっていく短篇集というスタイルは嫌いではない。
また日常生活に潜む闇的な部分の記述は上手いと思うのだが・・・やはり総体的にはイマイチと感じた。 -
連作。1つの短編にでてくる脇役が、次に主役になり、
またそれにでてくる脇役が、次に主役に・・・と。
妻→夫→娘となるとき当たり前だけど夫→娘、
ではなく父→娘として変換される。
一人の人が対他人(身内も含め、自分じゃない人)へ、
相手に応じていろんな立場になることが、全部の短編を
流して読むことでやけに「納得」する。 -
お隣さんのお隣さんって
とってもとっても近い
こわ -
12話の短編集だが、1話の脇役が2話の主人公になり、リレー形式で話が進むのが面白いし興味深かった。「そんなこと起こらないよ」と言い切れないような、ひょっとしたら、私の周りでも起こってるかもと思うような秘密の話。私の主人は??息子は??娘は??私の知らない秘密あるのかしら??と。。。
不安になったり・・・まさか・・とはねのけたり・・・ -
不倫って?って考えさせられたり・・・。
林真理子さんの感性って何処から生まれてくるのでしょう。