黄昏の岸 暁の天 十二国記 (講談社文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062731300

感想・レビュー・書評

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  • 【172】

  • 十二国記シリーズ

    登極してわずか半年で王が行方不明に。
    襲撃された麒麟は姿を消した。
    戴国の運命は?

    あんなにちいさいのに頑張って
    やっとやっと王に出会えたのに、わずか半年で
    こんな運命が待っていたとは!
    泰麒が不憫すぎる~~(泣

    そして、何故彼が再び蓬莱へ戻っていったのか
    話が繋がった!
    「魔性の子」と対を成す物語

    この先の話がめちゃくちゃ気になる。
    どうか王と会えますように

  • 十二国記のどこが主軸の話が良く判らないが、恐らくこれが主軸に近いんだろう、と思われる話。
    因みに、この続きはどこにあるのか?
    実に気になる終わり方をしてくれたものだ。

    王様って大変なんだねぇ。確かに自分の内面を他人に判ってもらうことは難しいよねぇ。
    というのが感想。

    覚書
    景国の元人間不信の女王が、元人間で十年の不在がある麒麟が王を選んだ泰国の将軍から「うちの国救ってくれ」と乞われる話。

  • ついに魔性の子と話がつながった!
    戴のことを思うと切ない…王と麒麟は国の希望。一刻も早く驍宗さまが見つかり、国が再興していくことを祈っています。

  • 登極から半年、戴国再興に燃える泰王驍宗。反乱鎮圧のため自ら文州に赴いた王の悲報に、留守を預かる幼い泰麒は衝撃をうけ、大鳴動とともに忽然と姿を消した。王と麒麟を突然失い、偽王の圧政が始まった戴ーー。その行く末を案じた将軍李斎は命をかけて景王陽子に会うため空を翔けるが……。(裏表紙より)

    今編は、酷寒に凍え荒んだ戴国の将軍李斎、そしてその李斎を、戴国を助けるべく立ち上がった景王陽子と諸国王・麒麟を中心とした物語です。それぞれの国が独立し、同盟などは一切結ばないのが常識であった十二国にとって、初めての協働作業ともいえる作戦が開始されます。また、今まで謎に包まれていた「天帝」に関する話もちらりと…。果たして、蓬莱に流されてしまった泰麒は救われるのか、そして戴国の未来は!?というところで物語が終わります。これは続編が気になりますね。
    今編でこの「十二国」の世界のルールがいろいろと登場しました。こういうことが思い描けるこの作者の頭の中はどうなっているのだろうか。すごいの一言です。

  • 陽子と泰麒の歴史が組み合わさった一冊。シリーズが盛り上がりを増す!
    同時に、続きが気になりすぎて、やきもきする。

  • タイの国はこんなことになってたんですね…新王が立つ物語が描かれて、これからいよいよ発展していくんだろうなという勝手な予想は見事に裏切られ、登局早々から内乱にあっていたとは。神の存在に疑問を感じる場面も描かれるようになって、この世界そのものに対する抵抗っていうのが、根幹に流れるテーマになっていくんでしょうか。やっと初登場の国もたくさん出てきたけど、もっと詳しく知りたいエピソードとか、色々あり過ぎ。もっともっとこの世界のことが知りたいす。

  • 再読です。
    華胥の幽夢を再読してから、私の中でちょっと十二国記ブーム。
    まぁ、もともと丕緒の鳥が出て以来、ずっと気になってはいましたが(丕緒の鳥は未読)。
    やっぱり小野不由美の作品は面白いし、その中でも十二国記シリーズは格別です(私の中で)。

    華胥~には泰麒が漣に行った話が入っているので、この流れで読むと、あの泰麒のお話の裏で冬狩が行われていたんだなぁ…と思うことできます。
    そして黄昏~を読むと、泰麒の側からみたストーリーである魔性の子を読みたくなりますよね!
    まぁ、図書館で見つけたのを借りて読んでいるので、そんなに都合よく見つかるとも思えませんが(苦笑)。

    でもこれを機に、完全版を購入しようかとも検討中です。
    書き下ろし長編も執筆中とのことだし、これからも楽しみです。

  • 魔性の子と対になるおはなし。ううう。苦しいなあ。ずぅっと、己とは何か、ということを問い詰められている気分になった。

  • 久しぶりに読み返した。
    懐かしい。

    こちらは王や麒麟がメインの
    ハラハラドキドキもの。

    早く戴と慶の続きが読みたい。

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著者プロフィール

大分県出身。講談社X文庫ティーンズハートでデビュー。代表作に『悪霊シリーズ』 『十二国記シリーズ』『東亰異問』『屍鬼』など。重厚な世界観、繊細な人物描写、 怒濤の展開のホラー・ミステリー作品で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『悪夢の棲む家 ゴーストハント(1)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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