- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062749121
感想・レビュー・書評
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2023.06.25読了
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下巻へ
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もらいもの 比喩が晴一の歌詞に似てると思ったら中学生の時から読んでたらしくびっくり 本をとうもろこしを齧るように読む、良い
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まだ上を読んだだけなので、何とも言い切れないが、佐藤正午の著作みたいに、何かが始まるワクワク感や、時間軸を行ったり来たりしながらもきちんと話が展開していく読みやすさがある。前作までとはかなり違い、良くも悪くも肩透かしを食らった気分。
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感想は下巻で
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ファンタジーだよね、
ドラクエをやってるときと
同じような気持ち。 -
秘書から説明を受けてるとき、理解はできるけど脳が疲れてしまって、読んで2分で眠くなる、を5回は繰り返した
(上)を読み終えたとき、もう物語ははじまってるんだけど、うわ〜いまから始まる〜とワクワクした
村上春樹の小説を読んだら作中に出てくる音楽が気になって仕方がなくなるな、と思ってアップルミュージックで"村上春樹"で検索した 同じことを考えてる人がプレイリストを作っていた 助かる それを聴きながら、(下)を読もうと思う -
村上春樹氏の代表作として有名な一作。
氏の長編作品としては3作目の作品で、デビュー作の『風の歌を聴け』、2作目の『1973年のピンボール』を含め、"鼠三部作"と呼ばれています。
鼠三部作の三作目ですが、私はまだ二作目の『1973年のピンボール』は未読での感想となります。
上巻時点では、タイトルにある、羊をめぐる冒険に出るまでの経緯が主に描かれているようでした。
物語が始まるとまず、"僕"を語り手として、三人の女性について書かれます。
一人目は知っている女の子、彼女はトラック事故で死んでしまいます。
二人目は"僕"の妻で、"僕"はその妻と、4年間結婚生活をしていましたが、離婚してしまいます。
三人目は、"僕"の新しいガールフレンドで、耳のパーツモデルをやっています。
"僕"は広告コピーの仕事をしていて、彼女とは写真を見て興味を持ち、知り合います。
彼女は不思議な能力を持っていて、ある日、電話がなるタイミングと、内容は羊に関する重大なことであることを的中させます。そして、冒険が始まることも。
そして色々あった末、電話の依頼通り羊を探しに出るところで、上巻は終幕します。
ストーリーを要約してしまうとそれだけの話しなのですが、他の村上春樹作品同様、メタファーや、用いされる文学作品、芸術作品が特徴的です。
そもそも羊を探すに至るまでの流れが奇怪で、説得力が薄いにも関わらず登場人物内では飲み込まれ、物語が進展します。
異世界モノでは無いですが、独特な世界観で、次元が異なっているように感じられます。
ただ、それは私視点であり作中の世界観であっても同一世界であることに変わりはなく、つまりは、村上春樹ワールドに入り込める作品ということになるかと思いました。
とはいえ、本作にて、"僕"は羊を探すことになりました。
下巻ではどういう冒険となるのか、引き続き楽しみです。