六人の超音波科学者 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 3442
感想 : 219
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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062749237

感想・レビュー・書評

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  • 前作、前々作の恋恋蓮歩、魔剣天翔が面白過ぎたという事もあって、今までの中ではあんまり印象に残らないストーリーでした。

    科学者のお話は私には難解過ぎるけど、しこちゃんがいてくれるお陰で「難解過ぎてよくわかんない」って言ってもいいんだ、と思って気負わず読める気がする。
    しこちゃんはたまに鬱陶しい時もあるけど、この頃とっても可愛いです。

    そして七夏が益々嫌いになっていく…。

  • 読了。

  • この著者の本は初めてだけど、登場人物のキャラクター、話し方にまったく好感が持てず、読んでてイライラする。殺人が起こっているのにまったく緊張感がないし。
    紅子の話し方も、丁寧なようで人を見下したような感じがあり、不快感を感じた。
    トリックとか以前に、キャラ設定や語り口のせいで読むのが苦痛だった。

  • すべてがFになるを思わせるくらいサスペンスでドキドキするミステリーでした!面白かった!緊張した!!!今回はいつもの4人にも危害・被害が及ぶので、本当にドキドキしました。

    舞台は、6人の超音波科学者が集う巨大な研究施設。
    そこで見つかった2つの死体に隠された秘密とは!


    ところで、祖父江七夏がどうしても好きになれません。紅子さんが素敵でどうしようもないのと比例して、七夏がどんどん落ちぶれていく…。女々しいし頼りないし情けないし、ちらほら責任転嫁に感じる言動もあって、余裕も無ければ、論理的でもなくて、なんかもう好きになれないです。
    そう思いませんこと、林さん。

  • この手のパターンは使える手段が限られてるから、消去法でネタに辿り着けちゃうのがなんとも。

  • 最後のタバコを残しておいちゃう気持ち分かるなぁ。

  • イッキ読み。面白かった!
    Vシリーズは紫子さんのおかげでかなり読みやすくなってると思う。(それが苦手な人もいるかもだけど…)
    そんな紫子さんが好きです。

  • バツイチ無職子有りの女性、瀬在丸と裏稼業が泥棒の男性、保呂草を主人公に、その周囲で事件が起きるVシリーズも本巻で7巻め。
    今度の舞台は人里離れた山奥にある研究所です。

    では前置きはこの位にして簡単にストーリーの紹介を。

    研究所は財力のある研究者が私財を投げ打って創設したもので、研究内容は世界的にトップレベルのもの。
    そして今回、ここでパーティーが開かれる運びとなり、様々なツテによっていつもの面々が乗り込むことに。

    同時に、何者からか警察に「研究所に通じる唯一の橋を爆破する」との予告も入り、いたずらかと思いつつも一応やって来た祖父江刑事(女性)が橋の爆破により研究所側の岸に取り残されてしまうという事態が発生。
    更に、取り残された祖父江が向かった先の研究所では連続殺人事件が。

    瀬在丸とある男性を巡る三角関係に陥っている祖父江は、踏んだり蹴ったりの中、彼女と一緒に事件解決に立ち向かいますが・・・



    彼女達の関係がBGMを奏でる中、孤立無援で疲れ果てたメンバーたちが限られた中で出来るだけの事をしていると言った印象の本書。
    シリーズの他の巻と同様に一気読みできる面白さでした。

    気軽な読書にでもどうぞ。

  • 祖父江さんはいつだって苦労人。

    紅子さんが怒るのは新鮮だなぁ。

  • 何だかロマンチックでした。

    橋壊れるとかまさかの王道ワロスwとか思いながら読んでたけど、Vシリーズは漫画だと思ってるから違和感無し。これくらい王道ベタなのが自然。

    紅子さんの人間らしさが見れたのが良かったです。

    見取り図があるからいいけど、それでも少しややこしいなと思った。

    研究所ってワクワクするね。

    最初のみんなの会話がかわいいです。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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