ヴァンパイヤー戦争 9 (講談社文庫 か 54-15)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062750189

作品紹介・あらすじ

宝鏡を奪取しようと、超大国の殺戮部隊が伝説の秘境に迫った。魔力を持つ絶世の美女の力を借りるため、九鬼鴻三郎たちは禁断の聖域へと進んだ。膚も素顔も隠した女が語る"神話"。官能の秘儀を行う洞窟で起こった凄まじい事件。キキを心から求める九鬼の前に、またしても魔人スペシネフが立ちはだかった。

感想・レビュー・書評

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  • 九鬼たちは、「月のマジックミラー」があるブドゥール奥地の聖地へと向かいます。そこで九鬼は、彼が追い求めていた蒔絵の影ともいうべき美女メリッサに出会い、スペシネフのねらいを教えられます。

    その後、スペシネフが彼らの前に現われますが、九鬼とムラキは窮地を脱し、その後ソ連に侵入し、キキが捕らえられたというルビヤンカへと向かいます。

    アフリカ編が終わり、ソ連へと舞台を移していよいよスペシネフとの戦いにいどむことになります。物語が佳境にさしかかってきましたが、世界観についての謎はすでにおおむね明らかにされており、ここからどのように盛り上げていくのか、ちょっと気になるところです。

  • 新キャラでも殺してしまえ。

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著者プロフィール

作家・評論家。1948年東京生まれ。
79年『バイバイ、エンジェル』でデビュー。98年編著『本格ミステリの現在』で第51回日本推理作家協会賞評論その他の部門を受賞。2003年『オイディプス症候群』と『探偵小説論序論』で第3回本格ミステリ大賞小説部門と評論・研究部門を受賞。主な著作に『哲学者の密室』『例外社会』『例外状態の道化師ジョーカー』他多数。

「2024年 『自伝的革命論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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