はやぶさ新八御用旅(二) 中仙道六十九次 (講談社文庫)

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  • 講談社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062752763

作品紹介・あらすじ

新八郎を襲う剣難、思わぬ女難!

主君の命によって上った京の町で、禁裡の向こうを敵に回す難事件を解決した新八郎。江戸への帰路は、薄幸の母子を信濃まで送り届けるため、中仙道を辿ることに。だが、街道の先々に胡乱(うろん)な影が待ち受け、卑劣な罠が仕掛けられていた。さらに新八郎に振りかかる、思いも寄らぬ女難とは? 新シリーズ第2作。

感想・レビュー・書評

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  • 新八郎、モテ無双をやらかす。
    (性別関係なしに)
    どれだけモテのパワーはなってるんだろう…

    不正を暴いたがために
    関係者のとんでもない恨みを買った
    新八郎と不正を暴こうとして亡くなった男の
    未亡人とその子供。

    危険に見舞われている彼女を
    なんとか信濃に逃がそうとしたのですが
    何回も困難に見舞われることになります。

    そして彼に惚れた女性もまた
    江戸についたときに大変な目に遭うのです。

    どちらにしても負の執念っていやになるわね。
    正方向に生かしなさいよと小一時間。
    そもそも悪いことするんじゃないよ…

  • 楽しく読めた。けれど、全ての→が新八に向くのはどうかと思う…。もう少し分散しても。偶然の出会いも多すぎる。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    主君の命によって上った京の町で、禁裡の向こうを敵に回す難事件を解決した新八郎。江戸への帰路は、薄幸の母子を信濃まで送り届けるため、中仙道を辿ることに。だが、街道の先々に胡乱な影が待ち受け、卑劣な罠が仕掛けられていた。さらに新八郎に振りかかる、思いも寄らぬ女難とは?新シリーズ第二作。

    平成30年6月29日~7月3日

  • 小太郎が健気で、新八との別れは泣いた。

  • あれ?旅立っちゃうの?
    お鯉の登場を待ちわびながら、どんどん読み進む。
    なんだか初登場キャラ多いなーと思いつつ、最後まで読んでビックリ。

    京から江戸へ帰ってくるところの一文。
    …奉行の元にいるお鯉… ?
    1巻で新八を遠ざけたお鯉が何故お鯉がお奉行の元に???
    と、確認したら御用帳(二)のはずが、御用旅(二)だったというオチ。
    知らなかったら絶対間違えますから。

  • 「はやぶさ新八御用旅」1巻で東海道五十三次を下って江戸から京都に出向いた新八だが、今日と滞在が以外に延びて、更には信州まで同行する母子と一緒になり、途中から上役が親身にしている医者の娘も同行し、最後にはその娘の旦那が事件を起こす…。結構話が詰め込まれてます。面白かったから、どんどん先を読んだら、なんと4時間くらいで読み終わってしまった。3巻も早く読みたいですね。【2006年12月12日読了】

  • 江戸内のエピソードはもうネタ切れなのでしょうか?
    みんな大好きな(いろいろな作家が書いている)根岸肥前守の懐刀である、隼新八郎による、勧善懲悪シリーズです。

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。戸川幸夫の知遇を得、その推薦で長谷川伸の門下となる。1959年『鏨師』(たがねし)で第41回直木賞を受賞。1991年『花影の花』により、第25回吉川英治文学賞を受賞。また、これまでの業績により、1997年紫綬褒章を、1998年第46回菊池寛賞を受賞。2004年文化功労者に選ばれ、2016年文化勲章を受章した。著書に南町奉行所内与力・隼新八郎がさまざまな事件を解く「はやぶさ新八御用帳」「はやぶさ新八御用旅」シリーズや「御宿かわせみ」シリーズなどがある。

「2019年 『新装版 はやぶさ新八御用帳(十) 幽霊屋敷の女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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