翳りゆく夏 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.64
  • (76)
  • (215)
  • (203)
  • (22)
  • (5)
本棚登録 : 1401
感想 : 168
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062754699

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 一気に読めます。

  • 誘拐犯の娘が新聞社に内定。上層部から事件の再調査を依頼された窓際元記者が新たな事実を発見する…。って内容。江戸川乱歩賞受賞作。普通に面白いっすよ。構成的によく練られてるし、当時の誘拐事件の説明も無理がない。ただ、途中で「犯人分かっちゃったんですけど」状態になって、結末では
    「やっぱり」になってしまったのが惜しい。いきなりとんでもないところから犯人が出てくるのもやだけど、読めちゃうのもね…。いや、でも、普通に面白いですよ。
    乱歩賞は結構好きなので。(た)

  • 200706 子供の頃の読書入門が江戸川乱歩作品でした。(小林少年に憧れました)そのせいか今でも乱歩は大好きで、江戸川乱歩賞ってだけでかなり贔屓目です。ただ今回作品もう少し深みのある作品が望ましかったです。期待しすぎか!?(第49回江戸川乱歩賞受賞)

  • 丁寧に書いてあるが印象に残らない。

  • 「誘拐犯の娘が新聞社の記者に内定」・・週刊誌のスクープがきっかけに、過去の新生児誘拐事件が再度クローズアップされることとなる。調査の責任者となった梶は、関係者を洗いなおすうちに重大な真実が隠されていたことに気がつく・・

  • 役者は地に魅力がないと、どんなに演技力があっても面白くない、と、ある演出家が言っていた言葉を、この本を読んで思い出しました。展開はよく出来てる、設定も面白い、文章・表現力も。だけど、ただ一つ欠けているものがある。それは、登場人物の魅力。残念だけど、これは致命傷かもしれない、そんな印象を持ってしまいました。。。

  • 江戸川乱歩賞は毎回面白い!「天使のナイフ」「破線のマリス」オススメです。……乱歩賞?多分そう<br><br>
    蓋を開けてみるとあらっというラストですが、あれだけあからさまな要素が揃っているのにも関わらずまったく予想もできていなかったのは、ひたすら比呂子に夢中だったからかな……英文科で死にかけている私には神に見えた……(笑)<br><br>ラスト、違う意味でええ〜なりました。でもまあ面白かったです。

  • 大きな賞をW受賞した作品なので、期待したのですが後半が火曜サスペンス劇場みたいになっていたのが残念です。。

  • 第49回江戸川乱歩賞受賞作。一言でいうと駄作。前半でたぶんこいつが犯人で動機はこうだと思ったことが結局当たっていた。
    まさか犯人と思われる人物が本当に犯人だったなんて・・・。最後までこれはミスダイレクションに違いない・・・犯人は実は別にいるはずと期待していたのだが。みごとに裏切られた。犯人も動機も予想どうりでどんでん返しもなにもなし。こんなもので乱歩賞が取れるなんて驚きだ。残念〜。

  • 第49回江戸川乱歩賞受賞作。
    面白かったです。堪能できました。
    う〜ん、なるほどね。まさかとは思ったけど、見事な展開でした。ちょっとインパクトが弱い感もするんだけど、おおむねよかったと思います。

全168件中 141 - 150件を表示

赤井三尋の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×