- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062764018
感想・レビュー・書評
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いまいち。主人公の描写が薄っぺらい気がします。言葉のチョイスもキャラクターに張り付いていない感じ。
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割と表現や描写を楽しむタイプなので、貧相な地の部分にげんなりし、楽しめなかった。
金持になった主人公が銀座に豪遊するための準備のくだりも
「誠二は銀座の男になるために、ブランド物の洋服から腕時計、アクセサリー、
セカンドバッグなどを一通り買い揃えた」
で、ある。
本当は作者はブランド物を知らないのでは?
調べもしないで田舎の貧乏アパートを3億出してしかもキャッシュで買い、
それがせいぜい7千万という評価をあとで知って悔しがる主人公。
まったく感情移入できない。
こんなことをしていたらすぐに金の匂いを嗅ぎつけて、
闇の世界の人がコンタクトしてきたり揉めごとに巻き込まれるはず。
むしろそっちの泥臭い展開にしたらリアルだったのではとさえ思った。
筆者はIT業界のライターだったということで少し納得。
うーん、デジタルな世界だけを経験した人の、夢物語なのね。 -
帯を見て面白そう・・・と思ったんだが、失敗。
オチないぞ。人間の描き方も薄っぺらだ。 -
同じ表紙の本があってやばいかぶったかと思ったら違った。シルバーボックスの設定はとてもおもしろかった。実際自分が使ったらとても私利私欲で使ってしまいそう。年末ジャンボがすぐそこみたいな。無限ループってシステム用語なのかもしれないけど、このお話に出てくる登場人物たちにぴったりのフレーズだと思った。あとキャバクラって怖いな。全部読んで冒頭のお話がわかる。5ページぐらいごとに章題が変わるのがなんだか読みづらいなと思った。章題40個以上あるんだもん。
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なんとも……
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この作品って、大々的に売り出されたのですね。アマゾンでは絶賛か酷評どちらかで、酷評が圧倒的に多かった。指摘されているように、陳腐でチープな感じが残念。さらに途中からマンネリ化してきて、飽きてしまう。泣かせようという思惑が見える箇所もあるが、主人公に感情移入できず泣けなかった。
おバカな小説を気軽に楽しみたいという人は、読んでみてもいいかも知れない。 -
キーになるモノだけは面白いけど文章があまり面白くない。読み終わったあと掌乗っけたら30は出そう
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内容はそれ程深くない。要はお金を生む装置があったらどうなるか、を物語にした小説。読み易いが深くはない。