- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062764490
感想・レビュー・書評
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下品でバカバカしくて、でもちょっと心があたたかくなるような青春のお話。
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「モズクとヒジキと屋上で」
「でぃくしょなりぃ」
女子を好きななる気持ち、デリケートな心境が、なんとも懐かしゅうて、うれしい。
今は、42才の親父(わたし)も「あん時、そうじゃったー」って、25年前を思い出しました。
重松清、すっげー!! -
重松氏の本としては、軽すぎるように思った。
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似たようなことしてたかもと、自分のことを振り返りつつ読了!
ほんとうにくだらないことしてるけど、それがいい。だけどやがて春がやってくる。なんて歯がゆい。
大きく言って、誰もが経験しているであろう単純な感情、複雑な感情をおもいださせてくれます。 -
こんな時期があったかな?もっとダメだったな、たぶん道義的に…最後の「春じゃったか?」のとおり、これが青春の序章だったのかもね。
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いい。すごく、いい。
誰にでも共感できるような、おバカさ、明るさ、うしろめたさ、とかが巧い。
小学校高学年から高校くらいまでの、ハートフルなお話の作り方が、本当に上手な作者だと思う。 -
10代の、青春夜明け前の、男の子の短編集。
青臭い、けど、懐かしい。
青春に憧れて、友情に熱くて、だけど照れ臭かったり悔しかったりイロイロ複雑で…あの頃を、おじさんになった今の俺が振り返ってるスタイル好き!
俺の空、くもりとモズクとヒジキと屋上でがよかった -
タイトル通り、思春期から青年期の少年、青年達が登場する短編集。
仲間関係や自己の確立、性の目覚めなど、一般の男子が必ず通過するであろう葛藤が軽いタッチで描かれている。
個人的に一番印象的だったのは、進学のために故郷を去る直前の青年の物語の「春じゃったか?」
自分自身が進学で家を出る時に抱えていた小さな維持と、何とも言えない切なさを思い出した。 -
昭和の雰囲気と田舎の空気。
確かに男子はコドモだった。
ような気もするな。 -
男子中学生のおバカな青春時代が描かれている。
性教育にもピッタリ。