青春夜明け前 (講談社文庫)

著者 : 重松清

• 講談社 (2009年8月12日発売)

感想・レビュー・書評

[mokyuroさんの感想 · 2010年8月15日]

中高生の男子なら、一度は通る時代を繊細に描いた短編小説集。

「ああ、あるある。」とまではいかなくても、どこか共感できるところがあるはず。あの頃、僕らはアホだったと苦笑いしながら読める本。

のんびり、だらだら読むのには可。

[1korokoさんの感想 · 2010年8月7日]

小学生高学年～高校生くらいまでの
青春真っ只中のはなし

あのころの男子は、きっとみんな頭の中はこんなかんじだったのかーー

っと思う

[naoniさんの感想 · 2010年6月27日]

アホな男子、あんたら好きや！　忘れてた子供の頃を思い出し、笑えて泣けておもろい。

[せんさんの感想 · 2010年6月9日]

重松さんはほっぽってどこに収めたらいいんかよう分からんくなって忘れてあれなんやったっけ？となったような気持ちを拾ってくるのが実に上手い。どれも漫画にしたくなったなぁ。複雑で単純で切なくて後悔で笑えた。表紙もいいね。

[asahiroさんの感想 · 2010年6月4日]

重松清って感じじゃないけど、なんか良いです。

[jun-1さんの感想 · 2010年4月21日]

短編集みたいな感じだが、お話によってクオリティに差を感じた。

[umigametamagoさんの感想 · 2010年4月6日]

重松清にしか書けないノスタルジーandアホ男子。

二十代男子の僕にも十分共感できますよ！

[soupgohanさんの感想 · 2010年3月18日]

あんまり腑に落ちなかったなぁ。しばらくしたら、もう一度読んでみよう。

[OKETA, Ketaoさんの感想 · 2010年3月4日]

これも重松清。

なんとも言えない子どもっぽさのなかで背伸びをする、どこにでもあるような、ささやかな青春が描かれている。

笑っちゃうけど懐かしい。

情報が氾濫し、刺激が強く、そのうえ街が閉鎖的になっているなかにいる、いまの子どもたちはどうなんだろう。

[wired321さんの感想 · 2010年2月23日]

エロいことばっかり考えてる
この年代の男の子は愛すべきお馬鹿たち

女子より少し精神年齢は低い感じで


作者本人の思い出話もいっぱいつまっているだろう


何を読むのか迷ったときは重松清

著者プロフィール

重松清
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンＦ』で直木三十五賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『カシオペアの丘で』『とんび』『ステップ』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』など多数。

「2023年 『カモナマイハウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」