謁見 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 199
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062766296

作品紹介・あらすじ

快進撃!シリーズ200万部突破!
激変する時代の不安を吹き飛ばせ、サムライ座光寺藤之助!

下田に駐留する亜米利加総領事ハリスは、列強に先駆け将軍謁見を望む。江戸湾砲撃を防ぐ外交交渉の末、剣豪旗本・座光寺藤之助に、ハリス一行の大行列護衛の密命が。玲奈を通詞につけ伊那衆を率いた藤之助は、水戸の攘夷派浪士団が潜む峠へ。“天城越え”は果たせるか!?白熱の幕末小説第12弾。<文庫書下ろし>

感想・レビュー・書評

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  • 前半は長崎に着いた藤之助の話。(江戸からヘダ号に乗って長崎に行きます)

    後半は、ハリスを江戸城へ連れていくための護衛の話になります。

    いよいよ開国からの幕末の動乱期に入りそうです。

  • 長崎へ、そして下田へ。
    時はハリス謁見。

  • 4月-5。3.0点。
    交代寄合。
    米国ハリスの将軍謁見。攘夷派がハリス暗殺の動きを
    見せ、藤ノ助・玲奈が特命を受け護衛に。
    いつもの展開。だいぶ時代が変わってきたな。
    普通にカタカナ出てるし。

  • 幕府とは縁が切れるような展開に
    なんとなく寂しさを感じてしまう。

    流れがパターン化されていると思いつつも
    読まずにいられないのであった。

  • 玲奈嬢と一緒に行動することが増えましたね。
    そろそろ二人の関係が公になるのか?

  • さすがに12巻目にはいると、流れを呑め、山を圧せよも飽きてきます。とりあえず、返却前には読み終えた。

  • 交代寄合伊那衆異聞の「藤之助シリーズ」12巻を読みました。この巻は将軍との謁見を目指し、藤之助と玲奈が活躍する。
    読んでいて、爽快な気分になった。後はオランダ、アメリカとの外交も読みどころ。

  • 前作とは異なり、今作は陸戦が中心、と言いたいところですが、やっぱり、海の話も結構長め。(^^;
    実は、チャンバラものというより海戦ものを書きたいんじゃないかと思ってみたり。(^^;
    今回はひどく実際の歴史に絡む話で、それもこのシリーズならではってことでしょう。

  • 温泉での刺客迎撃(全裸)と、ラストの江戸での爺がツボ。

  • ★2010年99冊目読了『謁見』佐伯泰英著 評価B
    交代寄合伊那衆異聞 座光寺藤之助が、米国総領事ハリスを守り伊豆下田から天城を越えて江戸まで護衛する。その道中で鎖国派の襲撃を受けて、間一髪危機を脱する。無事ハリスは将軍家定との謁見を果たす。

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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