- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062766616
感想・レビュー・書評
-
※図書館
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
霧が渦巻く近代ロンドンの怪奇譚。
当時が舞台のSFやら史実やらをモチーフに、ロンドンが描かれています。
最後に自己解説として、各モチーフの説明がされていますが、とても面白く興味深い。
ただ、官能シーンも多いので、流石に出先では読めなかった… -
なんだか読み終わるのがもったいない気にさせてくれる
-
最初の密月旅行が、本を手に取った時に想像していたイメージとかなり離れていたので読みながら驚きました。
正直、密月旅行はあまり好きな感じではなかったのでちょっとしょげかえりながら読み進めていたのですが、続きの他のお話はどれも面白くって、満足でした。
特に鏡迷宮と表題作の死美人辻馬車が好きです。
解説もとても面白かったです。 -
子どもの頃に図書館でわくわく読んだ感じを思い出した。ヴィクトリア朝を舞台にした作品。
-
ヴィクトリア朝が舞台のオカルト短編集。
読みやすく簡易なミステリー見えて、最後に驚かされるオチがあるのが面白かったです。 -
「首吊少女亭」を気に入った人にお薦めの怪奇幻想短編集。ほどよく古めかしい時代背景が雰囲気を盛り上げてくれます。それこそ現実の境界が曖昧になるような、美しく恐ろしい物語ばかり。ぞくりとさせられると同時にうっとりもさせられます。
お気に入りは「死美人辻馬車」と「屍衣館怪異譚」。どちらもホラーだけれど、ミステリ的な仕掛けや筋立てがあってかなり好みでした。