ICO-霧の城-(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 244
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062768092

感想・レビュー・書評

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  • 面白いは面白い。のだけれど……。イコ、という少年の年齢・背景・特徴が、ぶった切られてしまっているような。描写も、ことにアクションは、ゲームを表現しようという試みだろうけれど、なんだかいまいちピンと来ない。以前読んだときにとても感動した覚えがあるので、本当に同じ本かと思ってしまった。ただ、ヨルダ視点で語られる別ストーリーは本格的でここだけなら星四つつけたい。イコとの年齢(ここネタバレなので伏せます)差を表している筆力にはぞくっと来た。

  • 元々好きだけれど、究極に現実逃避したくてファンタジー系へ。今知ったけど、プレステのゲームのノベライズらしい。へぇー。序盤は面白いんだけど、中盤は城の造りが複雑すぎて大混乱。

  • ゲームを好きな人からすると賛否両論らしいけれど、私は楽しんで読めた。ゲームもしたけれど。
    まっすぐに健気に頑張るイコも好きだし、少女も必死なところがいい。読んでいるとその建物が目の前に広がるみたいに、楽しんだ。

  • 宮部みゆきがゲームICOの世界をノベライズ、との事で興味が。ゲームICOは未体験ながら人気が高い事は知っていたので期待。
    確かに宮部ワールド。静かな綺麗な世界。ただ、なんて言うか、綺麗にまとまりすぎてて、起伏を感じなかった。
    そこが残念かなあ。

  • 【収録内容】
     第一章 すべては神官殿の申されるまま
     第二章 霧の城
     第三章 ヨルダ―時の娘

  • 2010年11月14日購入。読書期間2010年11月15日~。

  • 昔、ゲームを途中で断念したので続きが気になって、今更購入。下巻が楽しみ!

  • 最初読み始めは‥ちょっと‥と思ってましたが
    読み続けていくと面白かった。石像に変えられたり
    不思議な世界って感じで下も早く読んでみたい

  • 複雑な城の中を動く二人をイマイチ想像しづらい。だけど荘厳な雰囲気などは伝わってくる。

  • 下巻に記載。

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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