混沌 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 166
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062770538

作品紹介・あらすじ

必ずやそなたのもとに藤之助、戻って参る。
交易船隊を率い、大海原をゆくサムライ・トウノスケに、江戸城から風雲急を告げる呼び出しが。
佐伯泰英の新・幕末小説 第十五巻! 時代小説書下ろし

幕政の混迷をよそに、大海原を走る快速帆船(クリッパー)レイナ一世号。座光寺藤之助は和人唐人混成の東方交易の商船隊長(コマンダンテ)として、上海に再上陸した。だが歓迎の埠頭で、英国商会の預かり金を洋卑(ようひ)殺人団に強奪されてしまう。阿片窟の女豹の誘いに乗り、藤之助は単身、闇深き迷宮へ。“誇り”を奪還せよ、サムライ・トウノスケ!

感想・レビュー・書評

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  • 藤之助再び海外へ。

    今回は刺客が毎回出てくるような感じではなく、マンネリ化脱出かなという感じで読めました。

    最後の最後で気にしていた案件が持ち上がり。やっぱり、ちゃんと家の事を片付けてからじゃないとね。と、思いました。

  • 図書館の新着棚にあったので借りた。このシリーズ?は初めて読む。

    シリーズ物は最初から読まないとダメだね。
    続編が楽しみ!で終わっている。

  • とうとう世界の藤之助デビュー?
    シリーズを、半ば惰性で読んでる感があるが
    面白くて止められん。

  • 篠原秦三郎とその仲間たちの活躍がカッコイイ。

  • いよいよ本格冒険小説の本領発揮。そういう目でみると、展開は一番おもしかったかも

  • もはや惰性で読む時間潰しだが、時間潰しならではのドライブ感は備えているし、一気に読み切れるだけの展開力は(それがいささか荒唐無稽であっても)十分にあって、これはこれで良いのだと思う。
    何も学ぶところがない小説というのもまた必要です。

  • 交代寄合伊那衆異聞シリーズ15

    サムライトウノスケがいよいよ世界へ!
    と・・・言うところに、上様からの召集が!
    権現様から申し渡された首切安堵の密命を
    果たすときなのか?
    この時代に一人の首を切ることが何の意味を
    持つのか、藤之助自信疑問があるが、旗本と
    しての本分を忘れ交易に夢中だった負い目も
    ある・・・しかし、江戸では何が待っている
    のでしょうか・・・次が待ち遠しい!

  • 交代寄合伊那衆異聞シリーズの第15弾。新しい帆船を手に入れ、本格的な交易を始めようとした矢先に、問題発生。直参旗本としての役割はどうなるのか。首切り安堵の約定は実行されるのか。今後の話に向けた大きな転機かもしれない。

  • 181 9/22-9/24

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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