おまえさん(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (616ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062770729

感想・レビュー・書評

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  • ぼんくら、日暮らしに次ぐシリーズ第3作。おでこちゃんも弓之助もますます冴えわたり、すっかり戦力になっています。下巻が楽しみ!

  • 下巻に

  • 「いきなり文庫!」化されたので購入。前の事件はあらかた忘れてしまってた。平四郎を取り巻く八丁堀関係の面々となじみの市井の人々との人間関係が温かい。おでこと弓之助も大きくなった。

    今回は容貌の美醜が人に与える影響について、とりわけ書き込んである印象を受けた。上巻ではおでこの生母が手放した彼に何の関心も抱いていないふうなのが気に掛かった。下巻でどう書いてあるか知りたい。

  • 大好きなシリーズ。
    出たことだけがまず単純に嬉しく、斜め読みみたいに
    一気に読んでしまった。
    とりあえず下巻まで読んだら、ゆっくり読み直そう。

  • 読む本がなくなって本屋さんを物色していたら、夏にはまった本の続編がでていたので早速読んでみました。

    面白かった!
    ストーリーも面白いのですが、何より登場人物の描写がとても丁寧に書かれているので愛着がわきます。心理描写も多いので退屈することなく楽しめます。

    オトコはどこまでも莫迦でオンナはどこまでも悋気だそうです笑。

    男の人も結構やきもち焼きだと思うけどなぁ~笑。

    Sep 2011

  • 薬問屋を舞台に事件が展開され、随所にほろりとされる時代小説です。

    ところで、私は長く漢方薬、それも漢方医に処方してもらって煮出して飲むという本書に登場するお薬近いものを服用しております。
    漢方薬というと穏やかに効くみたいなイメージですが、さにあらず。
    症状に合えば数日で、症状は改善されるし、全く的外れだと普通のお薬以上に副作用が如実に現れます。

    なので、親分さん方が薬を巡って事件のを糸をときほぐそうと思案されるのは頷けるところです。

    時代物という体はしてますが、まったく現代の私達とリンクする物語でございました。

  • 「だってさ、若いんだから」
    ときどきうふふと笑えるところがあり好き。

  • 馬面が棚の最上段に掲げられとる…
    浅次郎イイねぇ

  • 弓之助と三太郎の関係性が好き

  • 弓之助の眼力が冴え渡る。金壺眼の同心間島信之輔や信之輔の大叔父本宮源右衛門も加わり、おでこの実の母親まで飛び出してきて、話は賑やかに進んでいき、おもしろい。話がふくれていくのは苦手な私だが、楽しく読み進められるところがさすがである。

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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