おまえさん(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (616ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062770729

感想・レビュー・書評

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  • 下巻に続く。それにしても長い。

  • それでも、おきえは許せない。
    おでこのおっ母さんは、一人だけだ。

  • お徳たちの住まう幸兵衛長屋の近くで辻斬りに遭ったと思われる死体が見つかり、平四郎は若く将来有望な同心の間島信之輔と探索にあたることになった。
    その中で、信之輔の叔父の本宮源右衛門との出会い、弓之助の成長、おでこの実母であるおきえの問題などが持ち上がる。

    2015年7月10日再読了。
    実は、前のレビューを間違えて消してしまって、ちょっと凹み気味です(泣)
    ぼんくらの再読ついでに、シリーズを読み返していますが、やっぱりこのシリーズ、いいですね。
    何がいいって、登場人物が良い。みんながみんな、味があります。
    今回は大好きな弓之助とおでこの成長がしっかり描かれていて、そこもまた嬉しいところです。

  • 上巻は殺人事件の犯人を捜す以外にもいろいろ日常の事件が発生し、解決までには長くかかりそうです。シリーズものですが前の話を読んでなくても問題なく、それぞれのキャラが映えています。ただ人が多く出てくるのでこれは誰だったかなと最初は戸惑います。顔が見たいですね。イラストがちょこちょこ章や表紙にありますが、弓之助とかどれだけ美人か想像してしまいます。

  • 長いけど、楽しく読み進められた。
    人と人との関わりってこんなにも深いんだなって考えさせられた。

  • 痒み止めの新薬「王疹膏」を売り出していた瓶屋の主人、新兵衛が斬り殺された。本所深川の同心・平四郎は、将来を嘱望される同心の信之輔と調べに乗り出す。検分にやってきた八丁堀の変わり者“ご隠居”源右衛門はその斬り口が少し前に見つかった身元不明の亡骸と同じだと断言する。両者に通じる因縁とは。『ぼんくら』『日暮らし』に続くシリーズ第3作。

  • 分厚い本なのに飽きさせることなく、ずんずん読み進められる。弓之助は相変わらずかわいい。

  • ぼんくらシリーズ第三弾

    『おまえさん』(一~十八)収録。

  • 長い。

  • 人斬りの下手人を捜す謎解きストーリーだったのに、長々と読み進めると、愛憎交わる人間模様を愉しむことになる長編。さらに、それぞれが完結する後日談的短編と組み合わさって全体が完成するという面白い構成。
    結構な数になる登場人物は、皆個性的で好きになれる。でもやはり、この量はちょっと長過ぎかもしれない。

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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