感染広告 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.24
  • (2)
  • (22)
  • (39)
  • (9)
  • (0)
本棚登録 : 187
感想 : 20
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062772167

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 3連休をいいことに、今朝早朝一気に読みきったw
    「自縄自縛のわたし」に続き、またまた広告代理店つながりで手にとった本。

    かたやR18マゾヒスティック/ヒューマン小説、かたやライトタッチミステリーと、舞台設定は広告代理店でも随分毛色の違う作品をいっきに読み終えて変な気分。

    バイラル広告をモチーフに展開するミステリー。まぁ面白かったけど・・・著者も元広告代理店のコピーライターということでリアリティは要所要所あるけど登場人物がいまいち魅力的に感じなかった。まぁ好みですね。淡々とした謎解きが趣旨なのでそういうの好きな方はきっと面白いのかもです。

  • ネットを活用したビールのキャンペーン広告が切っ掛けの自殺事件が起こり、その謎を解いていくストーリー。実際はこの程度では事件扱いされないんじゃないかと思うんだけど…。読みやすいけれど、大きな盛り上がりもなく淡々と物語が終わってしまった印象です。

  • サクサク読めてテンポもいいけど、その分登場人物像や全体の伏線など、ストーリーが薄い気がします。
    発想やトリック?は悪くないと思うだけに、もう少し肉付けされていたらもっと読み応えあったかと。
    2度読みはないですねー。

著者プロフィール

1959年宮城県生まれ。明治大学商学部卒業。広告制作会社でコピーライターとして勤務。89年にフリーに。2002年『滅びのモノクローム』で第48回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。他の著書に『死水』『サーカス市場』『罠釣師 トラッパーズ』『コワレモノ』『失われた季節に』『黄金幻魚』などがある。

「2020年 『五郎丸の生涯』 で使われていた紹介文から引用しています。」

三浦明博の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×